定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2024年7月で65歳になったキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

雪景色の箕面山

1月の3連休の初日11日の大阪は朝から晴れて風も無かったので箕面の山へ探鳥に出かけました。箕面駅から記念の森までは約8kmあるので登りの行きはタクシーに乗りました。運転手さん、ノーマルタイヤではないですが道路が凍結して行けないかもと言われます。さてどこまで行けるか、箕面大滝の駐車場までは木陰の路肩に雪が薄く積もってる程度でしたが、渓流沿いに入るとヤバそうになってきます。前に1台車がゆっくり走っていくのについていきますが、その後その車は勝尾寺方向へ直進、こちらは左折し箕面ダム湖沿いを走ります。真っ白な橋の上を通過し登り坂に差し掛かると青い車が道を半分塞いでます。ありゃーガードレールに衝突してますね。「運転手さん、ここで結構です。歩いて15分くらいでしょ。気をつけて帰ってくださいね」と車を降りました。

上に回りこんで撮りました。

坂を少し進むと更に2台が側溝に前後の車輪を落としてました。前のジープはこっち向いています。

3台とも放置されたまま、人は居ません。JAFも来てくれなかったのでしょうか。しかしここから駅まで7km、大滝駐車場まで4kmはあるので戻るのも大変です。3連休の初日から災難、ほんとにお気の毒でした。後から車が5台来ましたが、さすがにこれを見て引き返していました。少し上まで行った車は難儀しながら人に見てもらってやっと切り返して戻りました。たぶんノーマルタイヤの車だったんでしょうが、この先の急な坂ではスタドレスでも無理かも。見た感じ車の損害だけで済んだようなのでホッとしましたが、普段雪が降らない地域に暮らしているとつい油断して事故につながりやすいというのを実感しました。歩くキラキラも注意が必要で、凍結部分を避け、雪の上は小幅でペンギン歩きというか逆八の字歩きでゆっくり進みました。

箕面記念の森に到着、一面雪景色です。

奥に進んで探鳥スポットの花の谷の野鳥の水浴び場(極々小さな池)に行くとなんと完全に凍っていました。これでは野鳥も水飲みも水浴びにもやって来ません。他に4人野鳥を待っておられましたが、サッパリとのこと。うーん、せっかくタクシーに乗って来たのに残念です。

上の広場へ行くと女性バーダーが森の中へ入ってカメラを上に向けパシャパシャと何か撮ってます。杉の木の上でチョコマカ動く小さな鳥はキクイタダキ、キラキラがカメラを構えた時には奥の方へ飛んで動きが見えなくなりました。あと見たのは逆光の中のコガラだけと、記念の森の探鳥は散々でした。

帰りはダムを渡らないショートカットで箕面駅まで約7kmの下りです。ダムの下のビジターセンター前の川にカワガラスがいました。冷たい水の中を潜りますが見ているこちらが寒くなりそうです。

さらに2km 弱歩いて箕面大滝へ、滝前には20人程の人がいました。

滝道は雪が積もってないので歩き易かったです。ショックだったのが春にフクロウが巣にしていた老木が見あたらなかったこと、多分倒れている木がそうだと思われます。春にフクロウの子の巣立ちを見るのを楽しみにしていたのですが。

途中から散策路に入ると野鳥の鳴き声、ソウシチョウが見え隠れしていました。暗いところでちゃんと映りません。少し進むとクロジがいて、枝に飛び上がって止まったところを辛うじて撮りました。

ウソなど撮ってない野鳥との出会いを期待していたのですが、空振りでした。この日の歩数は26275歩、足が痛くなるほどよく歩きました。翌日はゴールデンレトリーバーとの散歩があるのですが、ちょっと心配です。