定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

エナガ団子に癒される

4月22日月曜日曇り、朝から自転車に乗って大阪城公園へ向かいました。エナガが巣立ちしたばかりの時に雛が団子のようにずらっと枝に並ぶエナガ団子、大阪城公園エナガも前日21日の雨の日に巣立ちしたそうです。桜広場前でお会いした常連さんから桃園でエナガ団子を見たよと教えてもらい桃園へ急ぎます。桃園の向かいの'おもいでの森'に20人超のカメラマンがいましたのですぐ分かりました。暫く待って団子が出来たのですが、葉被り、枝被りで満足に撮れませんでした。

そのうちまたバラバラになってしまったので大阪城公園の他の場所へ探鳥に行きましたが、本日の野鳥の出ぐあいはサッパリでした。

飛騨の森のキビタキ

太陽の広場東のカワラヒワ

先週よく見られたコルリオオルリコマドリは本日ゼロでした。

飛騨の森伏見櫓跡の水飲み場コルリ

諦めてランチに行く途中に桃園前を通過するとおもいでの森にまだ人だかりがあったので自転車を止めて参戦したところ今度はほとんど被りなしで撮ることができました。ラッキーです。

親鳥がエサを運んできます。

眠そうな子も

可愛い雛たちのエナガ団子に十分癒されました。おかげで手術した左肩後ろの痛みも忘れていました。たまにはこんな日もいいものです。

脂肪腫の摘出手術

キラキラは多分15年ほど前ですが、背中の左肩の後ろの部分にしこりがあるのに気がついて整形外科で脂肪でしょうと診断されそのままずっと放置してきました。左肩が五十肩になってから整骨院へ通うと施術師からガングリオンがあると言われネットで調べると、皮膚の色が周りと変わらずに盛り上がり、中が硬めのものは脂肪腫、柔らかくゼリー状のものがガングリオン、皮膚が黒く変色しているのが粉瘤とあり、私の場合は脂肪腫のようです。そういえばフリーアナウンサー田中みな実さんが背中に粉瘤ができて皮膚科で手術されストローのようなものを付けられたと記事で読みました。

手術するなら冬の寒い時期に行けば良かったのですが、温泉旅行や海外旅行の予定があり、3月19日にやっと粉瘤・脂肪腫を専門にしている大阪市の形成外科で診察を受けました。初診は、問診、触診、超音波検査(エコー診断)で「脂肪腫でしょう、深さや筋肉との癒着等を調べるのにMRIをしますか」と言われて、画像診断専門クリニックの予約をとってもらいました。初診料、エコー検査等で2,680円でした。翌週3月25日にMRI検査を受けました、費用は7,930円、画像のCDを受け取りました。4月4日に形成外科へCDを持参、画像を見ると皮膚と筋肉の間にハッキリと白くゴルフボールのような形のものが映っていて、それが脂肪腫で3~4cmの大きさでした。これ以上大きくなるのも心配ですし、画像を見たところ筋肉に癒着しているわけでなく手術そのものは15分程度で済むとのことでしたので思い切って手術で摘出することにしました。検査用に採血した後、日程調整し4月17日16時に手術の予約をしました。この日の支払は血液検査代等で2,660円でした。

4月17日、血液検査の結果は特に手術に差し支えないということで、16時10分に手術室へ入りマッサージ台のような手術台に上半身裸でうつ伏せになって20分近く待ちました。やっと医師が入室して麻酔を脂肪腫のある部分に少しずつ何度も注射して痛くないか確認後、皮膚を切開し中の脂肪の塊を引き出しては切ってを何度か繰り返していた感じです。ゴルフボールのような塊をスボッと一気に引き剥がしてくれると想像していたのですが全然違いました。摘出後の縫合の時間の方が長かったです。ホッチキスのような音がして不気味でした。化膿止め軟膏を塗られカーゼ(創傷用吸収パッド)でしっかり覆われて終了しました。田中みな実さんのような血抜きの管は無しでした、ホッ。

1週間後の抜糸まではシャワーのみ、アルコールと激しい運動は禁止です。シャワーで洗浄後は軟膏を塗りガーゼで覆うのですが背中なので上手く貼れるか、ちょっと心配です。手術日の支払は健康保険適用(3割自己負担)で14,130円でした。化膿止めにケフラールカプセル250mg 1日3回毎食後5日分、ゲンタマイシン軟膏0.1%、それと痛み止めにロキソプロフェイン錠と胃の保護にレバミピド錠を各5錠処方され、薬局で買って帰りました。代金は760円でした。

4月17日は大阪城公園夏鳥が一気に増えたと情報があり確認&撮影に行きたかったのですが、翌18日はガーゼでしっかり圧迫してるせいで肩を動かすと少し痛みを感じますので1日静養することにしました。身体の傷を癒してほしいところですが「心を癒すクラシックの名曲」を聴いて過ごします。

造幣局今年の桜

今年の桜「大手毬」

造幣局桜の通り抜け(4月5日~4月11日)の終了後の4月14日日曜日に造幣博物館を訪れて桜を見てきました。通り抜けには141種340本の桜がありますが、そのうちの博物館部分は1/3 程度になります。今年の桜は運良く正門からほど近いところに植わっていました。昨年の'今年の桜 'は博物館の横になくて、通り抜け期間でないと見られなかったのです。

まだしっかり咲いていた桜の一部↓

こちらは博物館より南側、博物館見学では立ち入りできません↓

好天の日曜日午後ということもあり、初めて15分ほど正門で入場の受付待ちを経験しました。

造幣局に来る前は大阪城公園、こちらはソメイヨシノはほぼ散っていて満開の7日ほどではないですが、かなりの人出でした。

大阪城桃園

嬉しいことに野鳥もいろいろ出てくれました。赤青黄色とカラフルです。

コマドリ

キビタキ

アカハラ

オオルリ

アオジ

最後はシメで

お後が宜しいようで。

 

 

花の吉野2万歩超え

4月12日金曜日は晴れ、奥千本も満開から散り始めになりそうと言うことで吉野の桜を見に行ってきました。近鉄特急「青のシンフォニー」を含め平日なのに午前中の特急は全て満席だとのアナウンスがありました。キラキラは前日予約した大阪阿部野橋駅9時10分発↓途中橿原神宮前駅から隣の席に乗ってこられました。

車窓風景。二上山、のどかです。

10時26分吉野駅到着後は、バスで中千本まで上がりました。竹林院前に11時15分。そこから奥千本行きマイクロバスが出ているのですが、長い待ち行列が見え、バスは90分待ち、歩くなら左の道を真っ直ぐですよと係員の声が聞こえました。立って待っていても仕方ないので歩いていきます。

11時27分

ずんずん進むと修行門が、ここからが厳しいのかとちょっと怯みます。

11時54分修行門着

11時59分この辺り桜満開

12時4分杉木立の道を進む、修験道の大峰奥駆道の一部か。

12時12分、この辺り奥千本?既にかなり散ってます。満開の情報は間違いかな。

12時14分 西行庵到着。

西行法師が籠った庵、「桜の下にて春死なむ…」の桜の下に庵がある感じにはなってません。庵から前方の桜が見えます↓

12時18分、西行庵を後にして竹林院まで戻り更に金峯山寺蔵王堂を目指します。

奥千本を見ながら周遊道を進みます。

12時23分 四方正面堂跡着

皆さんここでお弁当を食べてました。キラキラはコーヒーを飲んだだけでそのまま進み、金峯神社まで戻りました。

12時37分金峯神社

源義経の隠れ堂が近くにあります。

12時41分 上千本、多分下の車道から見上げると映えるのでしょうね。斜面を上から見下ろす形にらなりました。

13時2分 高城山展望台から

13時18分 花矢倉展望台から金峯山寺を見下ろす。花矢倉は義経千本桜の舞台でもあります。

13時47分 中千本あたりを望む

13時58分 金峯山寺蔵王堂に到着

14時12分 本堂参拝(1600円)

御開帳の秘仏、青の蔵王権現は何度見ても凄い迫力です。パワー貰えたかな。

14時24分 蔵王堂を出てから中千本あたりをパチリ

さてさてお腹も空いてやっと空席が見つかったお店で遅めの昼食です。

14時39分 葛うどんと柿の葉寿司

15時12分 ロープウェイ駅で待機

特急満席につき吉野駅15時38分発大阪阿部野橋行の急行に座って帰路につきました。大阪阿部野橋17時12分着。せっかくですから、あべのハルカスの最上階(60階)へ上がりました。入場料2000円。

北側

左手前が天王寺公園茶臼山、中央の道路が谷町筋、真ん中あたり聖徳太子四天王寺が見えます

西側

中央のやや上の離れ小島が夢洲、万博会場予定地です。夜景が綺麗でしょうね。

1日で2万6千歩、ふくらはぎがパンパンに張ってます。

金華山に行く

ふと思い立って金華山岐阜城へ行くことにしました。4月10日朝7時58分大阪発高山行の特急飛騨25号、2両編成で指定席は満席でしたが、大阪始発なので運良く自由席の窓側に座れました。もし座れなければ中止するつもりでした。

新型ハイブリット車両、綺麗です。

京都で自由席も満席、数人は立ったまま、名古屋からの車両が連結される岐阜駅まででも立つのは厳しいですね。下呂、高山までだともう無理です。

近江長岡通過、伊吹山が近くに見えます

岐阜城長良川温泉十八楼に宿泊したときなどに下から眺めたことが数回あります。今回は初めて金華山の山頂まで行って岐阜城天守閣に登ります。

下の公園もなかなかのもの、山内一豊とその妻千代ゆかりの庭。信長の岐阜城時代にここ↓で婚礼を挙げたとか、石碑がありました。

登りはキツイのでロープウェイで山頂へ行きます。山頂駅から少し歩くと岐阜城が見えてきました。ほんとに山の天辺に天守閣が有ります。

入場料200円を払って天守閣を登ります。(織田信長の)甲冑が展示されてます。

天井には龍の絵。

天守閣からの眺めが素晴らしい。

西 伊吹山方面

長良川上流

遠くに雪山が、大日岳?

南 名古屋方面

ロープウェイは往復券(1300円)を買っていたのですが、登山道の下りは所要40分以内と比較的楽そうだったので歩きにしました。

数人の金華山登山者とすれ違い、最後に女子高生の団体が登ってきました。皆さんお元気です。

13時に下山、バスで岐阜駅へ向かいました。アクティブ岐阜のお店で岐阜ランチ。

けいちゃん焼き(郡上名物)、朴葉味噌(飛騨名物)、蓬莱W (飛騨古川渡辺酒造 )と岐阜の名物をいただきました。帰りは名古屋から新大阪までのぞみに乗りました。お酒飲んでなかったら京都で下車したかもです。本日は18000歩、よく歩きました。

ついに旅立ち🐦

ついに3月30日に撮影したのを最後に翌日から見られなくなったニシオジロビタキ

昨年11月下旬から4ヶ月少々、大阪城南外堀の南側にある教育搭裏の林に滞在してくれて、その可愛い仕草で私たちバードウォッチャーを実に長い間楽しませてくれました。大阪城公園に他にめぼしい野鳥がいない時にもここへ来ればニシオジロビタキに会うことができて十分に癒やされました、本当に感謝、感謝です。

ヨウコウザクラ

この辺りではカンヒザクラが最初に咲き、それが散りかけてくるとヨウコウザクラが咲いてきます。ソメイヨシノがまだ蕾なので濃いピンクが目立つこの桜に惹き付けられた外国人観光客は次々と木の下でポーズをとって写真撮影、それが延々と続きます。メジロは花の蜜を吸うのに一生懸命で桜の木の下の方は気にせず上の方を飛び回ってました。

次に外国人観光客は、少し離れた植え込みの中に1本ある薄いピンクの上の写真の桜の木に目を移します。多くのバーダーがカメラを構えてニシオジロビタキが餌を採りに桜の木の近くに来るのを待っている前を物怖じもせず桜の木の下でいろいろなポーズをとりながら時間をかけて写真撮影してくれるので全く野鳥が近づいてくれません。普段は植え込みの茂みに隠れて時々出てきて餌を食べたり木の枝にとまったりしていましたが、写真の桜の近くの餌を食べれないニシオジロビタキは、離れた茂みの方で待機。そのうち高い木へ飛んで行き、それ以降姿を見られなくなってしまいました。ついに旅立ちでしょうか、寂しくなります。無事に繁殖地(ユーラシア大陸北部)まで戻り、新しい命を育み、また大阪城に戻ってきて欲しいものです。

去年の春まではサクラ絡みでいろいろな野鳥の写真を撮れていたのですが、今年のサクラの季節の大阪城公園は、外国人観光客や花見客の数が半端ではなく、なかなかその姿を目にすることが出来ていません。平日でも市民の森の野鳥の水飲み場の隣にはブルーシートを敷いた花見客グループが3組、これでは野鳥も寄り付きません。

春休みが終わると花見客は減りますが、最近の外国人観光客の増え方は異常と思えるくらいです。これも1ドル151円台(4月初め)という円安のせいでしょうか。リタイア組の私としては海外旅行に行きたいし、ワインやコーヒーを安く買いたいので、早めに120円前後まで戻して欲しいところです。

 

 

 

図書館帰りにアート

此花水龍

予約した本の受け取りに阪神電車千鳥橋駅そばの此花図書館へ行ってきました。佐伯泰秀の時代小説はほぼ読み終えて昨年からの予約待ち3点を残すのみとなり、今月は上田秀人の「百万石の留守居役」を読んでハマってしまい予約した最後の17巻目を借りたところです。なんと1959年生まれ、同学年でしたか。この作家も多作ですので佐伯作品同様にこの先1年間ほど楽しめるのではと期待しています。その帰り図書館の向かいは川を埋め立てた正蓮寺公園でキラキラのウォーキングコースですが、前日3月27日に岡田准一を招いて写真の水龍の像の除幕式をやっていました。岡田くん、大阪出身で此花区のアートプロジェクトの第1号(写真の水龍像)のプロデュースをしたとのことでした。製作は小松美羽さん、アナウンサーじゃないよねとみていたら芸術家でしたか、お美しい。

(報道写真)ORICON NewS

3月27日の除幕式(14時55分)

区の行事であり事前の宣伝があまりなかったからでしょうか関係者以外の人は少なめです。普通に公園に来てた人、駅からの帰りの人が何やってるのかなと集まった位の人数でしょうか、100人切ってました。関係者との間に仮柵を設けて仕切り、残念ながら仮柵に撮影禁止の看板が掛けられていました。岡田くんは、此花水龍像の前の椅子に腰掛けてこの作品の話をしていました。ご苦労様でした。

この此花水龍の手前には例のミャクミャク(3月28日)

こちらは年度末完成予定とお役所らしい仕事ぶりですが、31日の日曜日に何かするのでしょうか。

此花アートプロジェクト、正蓮寺川公園に100のアート作品を長期に亘って設置するらしいです。公園はまだ2区画と短いので公園が下流方向に伸びていくのでしょうね。なお正蓮寺川は埋め立てられていて地下は阪神高速道路が通ってます。この先10作品くらいは見れるでしょうか。