定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

予想外!健康保険料が7割軽減

6月17日夕、京都から帰宅すると大阪市からの国民健康保険料決定通知書が届いてました。
2022年通知


年間保険料が27,388円、あれれ、予想よりかなり低いだけでなく前年(46,976円)よりも安い金額です。軽減の適用のところに、平等割・均等割を7割軽減していますとありますね。予想外、サプライズです。ちょっぴり、いや、金額は別にしてかなり嬉しいです。

2021年通知

前年はというと5割軽減で46,976円でした。雑所得25万+分離(株)19万=44万で基礎控除の43万円をほんの僅か超過したので平等割・均等割が5割軽減、それに僅かですが所得割もありました。

大阪市HP抜粋 国民健康保険

国民健康保険では、前年の総所得が基準の43万円以下だと7割軽減になるので、今年は雑所得25万+分離(FX)7万=32万で43万以下で7割軽減になりました。
住民税の均等割は、合計所得(損失の繰越控除前の所得)により非課税の適用なしと判定されたので、それなら健康保険料も上がるのではと心配していたのですが杞憂に終わりました。合計所得と総所得の違いを見落としてたんですね、経験しないとちゃんと理解できないようです。

肝心の健康の方は、歯、目、〇〇以外にも旅行時のバスで感じた右背中の軽い痛みや首肩の凝り他にも不調を感じるときがあり、改めてもう少しで63歳という年齢を自覚することがあります。年に15回前後の通院以外にできるだけ新たな病気で医者に通うことなしに長く過ごせたらいいなと切に願ってます。平均的な健康年齢期間あと10年、男性の平均寿命まで残り20年、短いような長いような。

梅雨の合間に苔寺(西芳寺)を訪ねる


6月17日は曇りのち晴れ、前日午前が雨だったので夜に急遽ネット予約で十分に空いている○印の11時半からの西芳寺の拝観を申込しました。阪急電車の10時20分大阪発京都行の特急に乗り込みましが、この時間帯は通勤客が殆んどおらずに座れます。桂駅で嵐山線に乗り換えて次の上桂駅で下車した時は既に気温28度、日が射してきて蒸し暑く感じました。
地蔵院前

タクシーもないので徒歩でてくてく地蔵院前を経由して18分、11時20分に受付到着です。ここで拝観料4000円を支払い、境内案内図と筆ペンを受け取り、本堂へ上がって正座して写経をします。本堂室内は撮影禁止でした。西芳寺は731年行基が西方寺として開山し、1339年夢窓国師西芳寺と改め臨済宗に改宗、庭の原型を整えました。苔の繁茂は江戸中期以降で、現在では120種余り自生しているそうです。
西芳寺







写経の後は、13時まで自由に庭園を散策出来ます。といっても黄金池(庭の池)沿いの順路をぐるっと廻るだけですから2周してもそんなに時間は掛かりませんでした。2周目は滞留していた人が帰ったのでゆっくり見ることが出来ました。

12時40分に出ると受付の方から苔庭の写真の絵はがきをいただきました。6月の終わり頃の雨が降った後の苔庭が美しいとのことです。今回の訪問は雨の日の翌日だったのですが時期が早すぎたようです。

苔寺バス停の前にお茶屋さんがありましたので、昼食に名代、本家とろろ蕎麦(1150円)を食べました。隣のお店は、なんと元祖とろろ蕎麦です🤭
バスの中から渡月橋

三条大橋から

京阪特急プレミアムカー

この近くに鈴虫寺松尾大社があるのですが、かなり暑くなってきたので今回はパス。バスは遠回りですが苔寺が始発で嵐山を経由して広隆寺、市役所前を通り、三条京阪行きが20分に1本ありましたので、車窓から京都市内見学しながら四条河原町で下車。界隈をぶらぶらと散歩して三条大橋を渡り、14時48分発の京阪特急のプレミアムカー(500円)で1人席に座りゆったりと大阪淀屋橋まで戻りました。特急でも52分かかりました。今日は12000歩でした。

今年の住民税納付

今年2022年の住民税の納税通知書「令和4年度 市民税・府民税 納税通知書兼税額決定(充当)通知書」が大阪市から送られて来ました。

1枚目右側に、この通知書で納める各納期の税額の納期及び納期限「第1期 納付額5,300円 納期限 令和4年6月30日」
との記載があります。結論ですね。

2枚目が市民税・府民税明細書(その1)
次の内容が記載されています。所得割の税額の算出に使った金額でしょうか。
所得金額、課税標準及び算出所得割額の内訳
・雑所得25万(年金)、総所得金額25万、先物取引(FX)42万
・特別控除額0
課税標準額
・算出所得割額0
各種損失の繰越控除額
先物損34万
扶養親族・同一生計配偶者・本人該当の区分
各種控除額の内訳
・合計65万(社保、基礎、医療控除)

3枚目は市民税・府民税明細書(その2)

均等割額のみでした。

大阪市のHPによると均等割が非課税になるのは、生活保護とかではない一般の1人世帯では、合計所得金額が35万+10万つまり45万以下の場合。その合計所得金額とは、事業所得、給与所得、雑所得(公的年金等にかかる所得など)、配当所得、不動産所得などの所得金額を合計した金額(純損失または雑損失等の繰越控除を適用する前の金額)とあります。
そうか、繰越損失は引いてくれないんだ、見落としてました。繰越損失を流してしまうのが嫌でFX(米ドル買い持ち)を決済したのですが、こういう計算なら健康保険料に影響がでちゃいます。

キラキラの場合は、
雑所得25万+先物取引所得42万=合計所得金額67万になるので均等割の対象になるということですね。前年も特定口座外の投資信託の所得があり45万をほんのちょっと超えて同じように均等割の対象になってました。次回こそは、余計なもの何もなしの雑所得25万で住民税、健康保険料に臨みたいと反省してます。

納期限は6月30日なので散歩がてら近くのローソンで5,300円を納付してきました。現役のときは別の市で暮らしていたので、大阪市には申し訳ないような税額ですが、別に配当金や株式譲渡益の5%住民税納めていますので大目に見てね。


団地の花も綺麗です。
次に来るのは、増額が確実になった国民健康保険料ですが、それよりも止まらない円安と今後の物価上昇の方が気になるこの頃です。

ミーアキャットが淀川散歩😱

夕方に淀川右岸をサイクリングしていると前方に見慣れない動物が、たぶんフェレットだろうと近づくとTVで見たことがあるミーアキャットのようです。自転車を止めて、リードを持ってる10代の女性2人組に尋ねるとミーアキャットですよと。わー本物だ、写真とってもいいですか、許可をいただき散歩の途中に無理を言って止まって撮らせてもらいました。


これこれこのポーズ、まさしくミーアキャットの見張りをしている感じですね。目の前で見ることができてラッキーでした。


ミーア君、道端の草が気になるようで噛んで咀嚼していますね。聞きそびれましたが、普段は何を食べてるのでしょう、キャットフードかな。

屈んでスマホを構えていると私の足の間に潜り込んできましたので撫でさせてもらいました。狭いところが大好きなんですねと言うと、そうなんですよと。キャットという名前ながら猫ではなくマングースの仲間とのことですが、やっぱり猫ぽいところがあるんですね、狭いところ、暗いところがお気に入りなんだ。ちょっとミーアキャットと遊ばせてもらったお礼を言ってからサイクリングに戻りました。思いがけないものに出会った1日でした。
以前に淀川右岸の違う場所で若い女性がフェレットを散歩させていて、ちょうどバイク止めの前で自転車を止めたときにそのフェレットが足元に寄って来たので少し撫でさせてもらったことがあります。こちらはイタチの仲間だそう。昨年秋には淀川左岸で本物のイタチも足元に寄ってきてくれたことがありましたし、先月はタヌキと出会いました。NHKの「ダーウィンが来た!」で放映された多摩川(イタチ、セッカ)にも負けない位にいろんな動物に会える淀川のサイクリングロードです。

旅行打合せ、店の個室のアクリル板が無くなる

オミクロンで控えていた旅行仲間の会食ですが、今年秋冬には海外へいけそうな雰囲気になり、行先の検討を名目に、フルメンバーといっても4人ですが、大阪北新地のいつもの懐石料理の店で会食することになりました。空いている土曜の夕方から個室での飲み放題付きの懐石のコースです。これまたいつものように同じ掘りごたつ式の個室に行くと、なんとこれまではテーブルの上に十字に設置されていたアクリル板が無くなっていました。ビジネスの接待や会社関係の会食に利用されることが多い北新地の料理屋なんですが。たまたま?それとも緊急事態宣言やマンボウが解除されて、会食の制限が減り、対策の徹底が緩んでるのでしょうか。現実はマスク会食とかできませんので、全員ワクチン3回接種済み、個室のテーブルは大きくて隣、向かいとの距離は1m以上あるとはいえ、やはりアクリル板があった方が安心感があります。新型コロナの状況次第ですが次回は予約が取りにくい淀屋橋のお店に戻そうかなと思ったりしました。

飲み放題でつい料理を撮り忘れます↓

私たちの話題は仕事や人間関係ではないので大声を出すことはありません。ロシアのウクライナ侵攻で、今年ならやはり近くの海外世界遺産だね、中国人観光客が行けないうちにと、東南アジアのいくつかの世界遺産を候補に挙げ、当該各国の出入国規制等の状況をフォローしましょうということになりました。新型コロナで時期が1年以上延びた分だけ旅行積立金が増えたので、今回も片道5~6時間でもビジネスクラス利用で楽したいのですが、出かける頃には原油高、円安進行でどれくらいの料金になっているのでしょうか。関西国際空港発着便の復活も期待しています。

飲んで食べた帰り、夜8時前に大阪梅田の地下街を通ると居酒屋さんは混雑してかなりの密状態です。これでも新規陽性者数がどんどん減ってますので感染を繰り返すうちにオミクロンの感染力が弱まってきたのでしょうか、早く昨年の10~12月頃のように安心して外食できる数字になってほしいと願ってます。

雷鳥現る


ツアー2日目、朝7時に白馬乗鞍温泉のホテルを観光バスで出発、アルペンルートの長野側起点の扇沢に8時過ぎに到着しました。途中、キラキラが名古屋勤務の頃に夏の休暇で滞在したところを通りましたが、当時と全然変わってなかったので懐かしかったです。ここから関電トンネル電気バスに乗り16分で黒部ダムに到着。展望台への階段を上がりると素晴らしい景色が待ってました。

ダムの観光放水は6月下旬からだそう。晴天の黒部湖と山々だけでも十分でした。黒部ダムの上を歩いて渡り、黒部ケーブルカーに5分乗って黒部平(標高1,828m)、そこで立山ロープウェイに7分乗り大観峰(2,316m)まで上がります。


ここからトロリーバスで10分かけ雄岳3015mの真下のトンネルを抜けると室堂(2,450m)に到着、残念ながらこちらの空は曇りに変わってました。みくりが池の方へ雪の道をスニーカーで歩いていくと雪原の彼方から鳴き声が聞こえてきます。見ると黒い点のようなものが、デジカメでズームすると雷鳥のよう、でもあまりに遠すぎて絵になりません。池の近くの散策路のベンチ近くまで来るとなんと一羽の雷鳥が3m先まで寄ってきてじっとしています。







こんなに真近で、しかも初めて本物の雷鳥を見るとこができてラッキーでした。なかなかこっちを向いてくれませんでしたが、至近距離で動画・写真を撮ることができてとても嬉しかったです。足首にテープ巻かれているので保護、調査観察されている個体なのでしょうか。みくりが池からの帰りには一瞬ですが雌も出てきてくれました。カップルのようですね。雷鳥の雄雌を同時に見れただけでこのツアーに参加した価値が十分にありました。

集合時間が近づいてきたので慌てて雪の大谷へ向かいます。雪の壁の高さは最高で12mと1日前より2m低くなったそうでぼちぼち終わりかけでしょうか。空が曇りで白いのが写真映えしなくて少し残念ではありますが、こちらのウォークも初体験を楽しみました。この後、高原バスに50分揺られて美女平に、最後にケーブルで立山駅へ下ってアルペンルート終了です。ちなみにアルペンルートの片道料金9300円です。


立山駅からは観光バスで新高岡へ向かい、新幹線で金沢下車、待ち時間に夕食、お寿司を食べました。最後の最後にトラブル発生、JR北陸本線の事故で特急サンダーバード金沢駅発車時刻が40分以上遅れたため大阪駅に23時20分到着、和歌山から参加の5名は特急くろしおの最終に乗り継げず新大阪のホテルで1泊されていました。初雷鳥に満足したツアーが終了しました。

ツアー1日目は黒部峡谷、時々小雨。

6月8日朝4時半に起床し朝食後に血圧を測ると82ー128といつもより10以上高めです。緊張?、それとも朝食直後でバタバタしたからでしょうか。大阪駅へ向かう電車は5時45分発、既に通勤客で座席は埋まり、立ってる人もそれなりに、朝早くからお仕事ご苦労様です。大阪駅中央口で6時に受付し、6時半に12名集合、途中駅からの客を含め27名の参加と説明があり、7時発の特急サンダーバードでまず金沢まで行きます。皆さん、乗車後すぐに出発前から駅弁など朝食開始、仲間うちで会話で盛り上がってかなりハイテンション、いくつになっても旅行というのはワクワク、気持ち高ぶるようです。新大阪、京都からの参加者が乗ってきて、湖西線に入ると静かになりました。金沢駅北陸新幹線のつるぎに乗り換えて富山駅で下車(以前は特急1本で大阪から富山まで行けたので不便に感じます)、ここから観光バスで約1時間かけトロッコ宇奈月温泉駅に11時半に到着しました。キラキラは1人参加でバスは+1000円で前列指定をしていましたので左最前列2席を1人で使うことになり、ラッキーでした。ただ心配ごとが、バスに乗っていると左背中の脇近くに痛みが、4月の沖縄のバスの時と同じだと感じ、ロキソニンテープの残り持って来たら良かったと思いました。

今日の観光のメインイベントは黒部峡谷鉄道なのですが、あいにく小雨模様です。12時50分の発車まで時間あるので駅舎のレストランで白エビカレーの昼食です。

我々のツアーは屋根だけのこれぞトロッコ列車の座席で、外を眺めて写真撮るには良いのですが時々霧雨でガスっていました。車内では、富山県出身の女優、室井滋さんの声で途中の見どころ各所を通過する際に説明が流れます。列車のガタンゴトンに負けない大きな音量でした。

1時間揺られて釣鐘駅で下車、河原の釣鐘温泉あたりを散策します。湧き出して流れる温水に触れたり、万年雪を見たりして過ごします。岩に腰かけて足湯を楽しむ方もおられました。このあと終点の欅平まで行かず、再度トロッコ列車に乗って宇奈月温泉駅へ引き返します。深い峡谷を遮るもののない客車に座って約1時間ですのでさすがに身体が冷えてきました。宇奈月温泉駅からは、同じ観光バスで北陸自動車道を走り、親不知を経て、糸魚川で一般道へ、フォッサマグナに沿って白馬乗鞍温泉へ90分、18時前にスキー場ゲレンデ前に立つアルプスホテルに到着しました。

こちらの大きめのホテルは事前の読み通り少なくて7名が利用、もう少し行った栂池のホテルが20名でした。季節がら他の客も少なく、温泉浴場やビュッフェのレストラン会場もすいてました。まずは減塩も糖質も気にせず、風呂上がりの生ビールとつまみで疲れを癒します。その後、サラダに、上海焼きそばと迷ったのですが、信州ですし、蕎麦が美味しかったのでシメにもう1椀とデザートにアイスとメロンをいただきました。夜にもう1度、温泉に浸かり、マッサージチェアで20分全身をほぐしてから、TVを見ることもなくベッドに入りました。ホテルで残念だったのが温泉は朝6時からで、朝食が 6時20分から、そして7時に出発する団体ツアー客には温泉浴場を利用する時間がなかったことでしょうか。後で聞くと栂池のホテルも同様で朝は温泉入浴できず、食事は定食で魚が冷えてたとのことです。うーん、それはちょっと手を抜き過ぎですね。こうして1日目の黒部峡谷鉄道白馬乗鞍温泉の旅は終了しました。