
5月16日午後はオクマビーチから反対の太平洋側の安田(あだ)にある森のそばのホテルに移動しました。オクマビーチホテルの車で国頭村のコミュニティバスの停留所まで送ってもらい、マイクロバスに乗り込み安田のアダガーデンホテルへ、乗客3名全員そこで降りました。運転手さん、親切に、帰りは予約するとホテルに10時半に迎えに来てくれるよと教えてくれました。チェックアウトしてすぐバスに乗れると助かります。特別天然記念物のヤンバルクイナは同じ国頭(くにがみ)村でも東側に集中して生息しており、その真ん中に位置するのが安田(あだ)のこのホテルなのです。
5月17日朝、ホテル周辺にヤンバルクイナ出ていないか探しましたが影も形も無し、駐車場で隣の林を見ている地元(沖縄)の中年男性に挨拶すると3月まではよくここでヤンバルクイナを見かけたそうです。天気も良く遅めの朝食後は、電動アシスト自転車を借りてサイクリングに出かけました。1日1000円と格安です。
北上するとこんな景色

途中ヤンバルクイナの鳴き声が森の中から聞こえて来ました。道路の橫は深い森です。

ホイホイホイの鳴き声が聞こえて自転車停めて森の中を覗くと葉っぱの向こうにサンコウチョウがいました。

引き返してホテルから南側へ行くと少し開けた場所にリュウキュウイノシシがいました。

角も無いし強面でもない、なんとなく愛嬌のある小ぶりなイノシシです。じっとこちらを見て警戒しているのかと思えばそろりと近づいてくるので好奇心旺盛なんでしょうね。関西のイノシシとは大違いでした。
5月18日6時過ぎにホテルの内階段を降りて行くと窓からヤンバルクイナらしいものがチラリと目に入りました。そっと音をたてないように出口に行って少し待つと草陰からお待ちかねのヤンバルクイナが朝食を採りに出てきてくれました。



自然の中で生きるヤンバルクイナを初めて見ることができました。凄く警戒心が強く物音がするとさっと最高時速40kmと言われるスピードで駆けて藪の中へ逃げこみます。少しの間ですが1時間強で3回出てくれました。前日の男性も出口で声かけたので後で来られて撮影されました。朝7時半には鳴き声が遠くで聞こえて朝食タイムは終了です。一雨あるとミミズやカタツムリなど餌が出てくるので長い時間居てくれるはずなのですが。昨日近くでサンコウチョウを見ましたよと画像を見せると未だ見たこと無いんですと感動されていました。ホイホイホイの鳴き声を頼りに探してみますとのこと。やんばるのクイナ、ノグチゲラ、ホントウアカヒゲの固有3種をメインに探鳥されていたそうです。キラキラはアカヒゲが残ってますが果たして残り2日、オクマ側で出会いがあるでしょうか。
ホテルは夕朝食付き、外国人客が過半数ですが朝も和食なのです。3連泊は夕食は毎回メインが変わり3泊目最終日は魚の鍋でした。

このホテル、洗剤・洗濯機・乾燥機が無料で利用できたのが良かったです。最寄りの共同販売店や海まで2.4kmと隔絶されたホテルで、ヤンバルクイナやツーリング目的以外の外国人グループが連泊してるのは何だか不思議でした。休暇の過ごし方もいろいろですね。