定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

雷鳥現る


ツアー2日目、朝7時に白馬乗鞍温泉のホテルを観光バスで出発、アルペンルートの長野側起点の扇沢に8時過ぎに到着しました。途中、キラキラが名古屋勤務の頃に夏の休暇で滞在したところを通りましたが、当時と全然変わってなかったので懐かしかったです。ここから関電トンネル電気バスに乗り16分で黒部ダムに到着。展望台への階段を上がりると素晴らしい景色が待ってました。

ダムの観光放水は6月下旬からだそう。晴天の黒部湖と山々だけでも十分でした。黒部ダムの上を歩いて渡り、黒部ケーブルカーに5分乗って黒部平(標高1,828m)、そこで立山ロープウェイに7分乗り大観峰(2,316m)まで上がります。


ここからトロリーバスで10分かけ雄岳3015mの真下のトンネルを抜けると室堂(2,450m)に到着、残念ながらこちらの空は曇りに変わってました。みくりが池の方へ雪の道をスニーカーで歩いていくと雪原の彼方から鳴き声が聞こえてきます。見ると黒い点のようなものが、デジカメでズームすると雷鳥のよう、でもあまりに遠すぎて絵になりません。池の近くの散策路のベンチ近くまで来るとなんと一羽の雷鳥が3m先まで寄ってきてじっとしています。







こんなに真近で、しかも初めて本物の雷鳥を見るとこができてラッキーでした。なかなかこっちを向いてくれませんでしたが、至近距離で動画・写真を撮ることができてとても嬉しかったです。足首にテープ巻かれているので保護、調査観察されている個体なのでしょうか。みくりが池からの帰りには一瞬ですが雌も出てきてくれました。カップルのようですね。雷鳥の雄雌を同時に見れただけでこのツアーに参加した価値が十分にありました。

集合時間が近づいてきたので慌てて雪の大谷へ向かいます。雪の壁の高さは最高で12mと1日前より2m低くなったそうでぼちぼち終わりかけでしょうか。空が曇りで白いのが写真映えしなくて少し残念ではありますが、こちらのウォークも初体験を楽しみました。この後、高原バスに50分揺られて美女平に、最後にケーブルで立山駅へ下ってアルペンルート終了です。ちなみにアルペンルートの片道料金9300円です。


立山駅からは観光バスで新高岡へ向かい、新幹線で金沢下車、待ち時間に夕食、お寿司を食べました。最後の最後にトラブル発生、JR北陸本線の事故で特急サンダーバード金沢駅発車時刻が40分以上遅れたため大阪駅に23時20分到着、和歌山から参加の5名は特急くろしおの最終に乗り継げず新大阪のホテルで1泊されていました。初雷鳥に満足したツアーが終了しました。