定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

冬の楽しみ(蟹)

キラキラはこの10年毎冬1回はズワイ蟹を食べていまして、過去は福井の温泉で越前蟹、鳥取の温泉で松葉蟹、そしてコロナ以後は城崎温泉の松葉蟹を最後に、ここ3年は大阪ミナミのふぐ・蟹の専門店で地域ブランドではない恐らくオホーツク海産の、ズワイ蟹を食べに行ってます。この冬も1月下旬になりましたが、前回と同じ「ずわい蟹三昧コース」一人11,000円を予約して、知人と食べに行ってきました。1年前より700円ちょっと高くなってました。

生卵とカニ味噌を混ぜて、それに蟹刺しを浸けてから食べるのですが、この蟹刺し、特に脚の部分は、一口でペロッと、食べやすく透明で柔らかくて絶品の味わいです。蟹を食べる時の最高に幸せな瞬間が一番最初なんです。2人とも「美味しいね」と声が出ました。カニ味噌もまずまずでした。

その後は、とうばん焼き、天麩羅、すき鍋と加熱されて蟹の身が白くなっている料理が出てきますが、特に脚の付け根の部分は身を取り出すのに毎回苦戦しています。当然会話は少なめに、「蟹料理は無口になるね」と笑いながら、蟹料理と格闘しました。あっという間に2時間が経過し、雑炊を食べ終えてデザートのバニラアイス。もうお腹いっぱいです。2年前は、ずわい蟹と毛ガニの食べ比べコースを食べたのですが、今はもう今回のコースで量は十分な胃袋になってます。自分で雑炊をちょっとだけにすれば良いはなしですね。

店を出たあとは、外国人観光客でにぎわう道頓堀をぶらぶら散策してから千日前センター街を通り、なんば花月道具屋筋、なんばシティと食後の運動してからなんば駅で解散しました。この冬の蟹はこれで終了です。これまでの蟹料理で一番印象に残っているのは城崎温泉の旅館で食した蟹の甲羅に入ったカニ味噌スープ、あれは美味しかったです。ただ夜、古い旅館の和室の部屋がとても寒かったのを覚えていて、もう一度泊まりに行きたいとまでは思わないのが残念ですが。