定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

脂肪腫の摘出手術

キラキラは多分15年ほど前ですが、背中の左肩の後ろの部分にしこりがあるのに気がついて整形外科で脂肪でしょうと診断されそのままずっと放置してきました。左肩が五十肩になってから整骨院へ通うと施術師からガングリオンがあると言われネットで調べると、皮膚の色が周りと変わらずに盛り上がり、中が硬めのものは脂肪腫、柔らかくゼリー状のものがガングリオン、皮膚が黒く変色しているのが粉瘤とあり、私の場合は脂肪腫のようです。そういえばフリーアナウンサー田中みな実さんが背中に粉瘤ができて皮膚科で手術されストローのようなものを付けられたと記事で読みました。

手術するなら冬の寒い時期に行けば良かったのですが、温泉旅行や海外旅行の予定があり、3月19日にやっと粉瘤・脂肪腫を専門にしている大阪市の形成外科で診察を受けました。初診は、問診、触診、超音波検査(エコー診断)で「脂肪腫でしょう、深さや筋肉との癒着等を調べるのにMRIをしますか」と言われて、画像診断専門クリニックの予約をとってもらいました。初診料、エコー検査等で2,680円でした。翌週3月25日にMRI検査を受けました、費用は7,930円、画像のCDを受け取りました。4月4日に形成外科へCDを持参、画像を見ると皮膚と筋肉の間にハッキリと白くゴルフボールのような形のものが映っていて、それが脂肪腫で3~4cmの大きさでした。これ以上大きくなるのも心配ですし、画像を見たところ筋肉に癒着しているわけでなく手術そのものは15分程度で済むとのことでしたので思い切って手術で摘出することにしました。検査用に採血した後、日程調整し4月17日16時に手術の予約をしました。この日の支払は血液検査代等で2,660円でした。

4月17日、血液検査の結果は特に手術に差し支えないということで、16時10分に手術室へ入りマッサージ台のような手術台に上半身裸でうつ伏せになって20分近く待ちました。やっと医師が入室して麻酔を脂肪腫のある部分に少しずつ何度も注射して痛くないか確認後、皮膚を切開し中の脂肪の塊を引き出しては切ってを何度か繰り返していた感じです。ゴルフボールのような塊をスボッと一気に引き剥がしてくれると想像していたのですが全然違いました。摘出後の縫合の時間の方が長かったです。ホッチキスのような音がして不気味でした。化膿止め軟膏を塗られカーゼ(創傷用吸収パッド)でしっかり覆われて終了しました。田中みな実さんのような血抜きの管は無しでした、ホッ。

1週間後の抜糸まではシャワーのみ、アルコールと激しい運動は禁止です。シャワーで洗浄後は軟膏を塗りガーゼで覆うのですが背中なので上手く貼れるか、ちょっと心配です。手術日の支払は健康保険適用(3割自己負担)で14,130円でした。化膿止めにケフラールカプセル250mg 1日3回毎食後5日分、ゲンタマイシン軟膏0.1%、それと痛み止めにロキソプロフェイン錠と胃の保護にレバミピド錠を各5錠処方され、薬局で買って帰りました。代金は760円でした。

4月17日は大阪城公園夏鳥が一気に増えたと情報があり確認&撮影に行きたかったのですが、翌18日はガーゼでしっかり圧迫してるせいで肩を動かすと少し痛みを感じますので1日静養することにしました。身体の傷を癒してほしいところですが「心を癒すクラシックの名曲」を聴いて過ごします。