定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

札幌のモワイ像

 9月3日、早いもので札幌避暑滞在も後半に突入し残り10日となりました。この日は晴れ、厚別区の滝野すずらん公園にウォーキングに出かけました。真駒内駅始発のバスは8時45分発、バス停に行くと凄い長い列が並んでます。日曜日の始発だからでしょうか、1台のバスに全員が乗れるのか心配になってきましたが、前の方へ進む人が多く、キラキラは最後部の真ん中に座ることができました。立ってる人が多いバスの中で、最後部から2つ前にスーツケースを通路に置いて2人掛けの席に1人で座ってる若い男がいました。それでは空いてる席に誰も座れないし、橫を通り難いし、困ったものです。本人も気がついたようですが、斜め前に立ってる人に声かけして窓側に座ってもらうしか方法はなさそうですが、ずっと下を向いてスマホに集中してるふりをしてました。まさかこんなに混むとは予想してなかったのでしょう。途中芸術の森で半分近くの人が降りたので問題は解決です。次に多くの人が降りたのが滝野霊園、スーツケースの彼もここで降りました。

窓越しに見るとなんと霊園の門の向こうにモアイ像が並んでいるのが見えました。何の為に霊園にモアイが、イースター島と何か関係が?私は下車しませんでしたので一瞬でしたが不思議な光景でした。

ほどなく目的地の滝野すずらん公園渓流口に到着、ここで下車したのが間違いで先の中央口か終点の東口まで行くべきでした。渓流沿いを滝まで歩くと行き止まりで引き返して長い坂を登ってやっと中央口に着き、450円払って入園、まだ緑のコキアや青のサルビア等を眺めながら更に東口へ向かって登って行きました。

ここから更に奥の森のゾーンへ歩いていきます。茶色い大きな鳥が2羽続いて飛びたったのですがヤマドリでしょうか。クマゲラの道という表示を見たのでひょっとしたらクマゲラに会えるかもと山道へ入ったのが2回目のミス、森の中を上がったり下がったりでヘロヘロに、そしてクマゲラどころか他の野鳥の声も聞こえませんでした。もう諦めてレストランがある東口を目指してちゃんとした道に戻って歩き続けました。やっと人の声がするところまで来て休憩所で一息ついていると人懐こいハシブトガラが近寄ってきたのでパチリ、接写しました。

このあと東口のカントリーハウスでバスの時間待ちの間にカレーを食べてから帰路につきました。帰りのバスの中からもう一度モアイ像をパチリ。

後でネットで調べると宗派を問わず先祖を祀るシンボルとしてモアイ像を建立、全部で33体ありイースター島のものとほぼ同じだそう。暗いイメージの従来の霊園ではなく明るく公園のような環境にしたいということで整備しているそうです。他にストーンヘンジや大仏もあり、テーマパークのようですね。子どもさんも墓参りに行きたいと思うかも。凄い発想力ですね、脱帽です。この日は2万歩超え、登り坂もあり、運動量は十分でした。