定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

大雪山(十勝岳)を山歩き

9月7日始発に乗って札幌から旭川経由美瑛白金温泉へ向かいます。翌週に行きたかったのですが、台風13号の影響か9日土曜日から天気は崩れる予報なので7日は数少ない晴れの日です。少し早めですがぼちぼち山の木々も色付いているのではと期待していました。白金温泉から望岳台駐車場まで1時間弱歩いて登って既に11時、猛暑の影響でしょうか木々は全く色付いておらず青々としていました。望岳駐車場から十勝岳登山道を更に30分ほど登ります。このあたりのガレ場にナキウサギが生息していて昨年9月末に撮影した経験がありますが、現在は登山道の両脇にロープが張ってあり、ガレ場を通る道を歩けないようになっていました。ロープが終わったところからガレ場を眺めナキウサギを探して見ましたがチィッと1声2声聞こえただけで待ってもナキウサギは出てきませんでした。代わりにホシガラスがハイマツから現れて地面に降りて食事中です。

食事中のところをこの子に追われて飛び去ったホシガラスですが、キラキラがら動画を撮影していると止まり木と勘違いしたのか、どこからか飛んできてカメラに止まろうとしたその瞬間に間違いと気付いたのか目の前で慌ててUターンして飛んで行きました。その慌てようがとても面白かったです。お茶目で可愛い。

十勝岳山頂を目指すには時間も体力もありませんので当初予定通り山歩き、更に登山道を登ってから吹上温泉(白銀荘)を目指します。最初は歩き易い道でしたが、途中からガレ場あり、沢渡あり、かなりタフな道になりました。ピンクリボンや石の上の白いペンキの矢印でこれが道なんだと前へ進むことができ1時間で吹上温泉に到着できました。山を眺め、看板の地図をみてるとあれが何々山と教えてくれた30代男性から大雪山系の山について更にいろいろ教えていただきました。キラキラが山頂まで登ったのは旭岳と黒岳だけですので、次はトウムラシがおすすめだそう。片道徒歩3時間以上はムリかも。

吹上温泉から三段山を望む

吹上温泉(白銀荘)から町営バスに乗りJR上富良野駅へ向かいます。途中自転車に乗って坂を上がってくる人を10人程見ましたが、上富良野町はツールド北海道が翌日8日から10日まで開催される予定なんですね、それで事前練習してたのかな。残念ながらレースは初日の8日に車との衝突事故という不幸が起きて中止になってしまいました。

上富良野から富良野へ行き15時発の高速バスで札幌へ戻るのが安くて速くて楽なのですが、富良野のバスへの乗りかえが5分しかありません。悪い予感は当たるもので上富良野発が3分遅れ、富良野着は4分遅れ、階段を駆け上がり降りて改札口を抜け外に出たときにはバスが動き出した後姿を見送るだけ、あと30秒早かったら間に合ったのですが。50分後の普通電車に立ったまま1時間乗り、滝川でやっと特急の指定席に座って札幌まで帰りました。山歩きで2万歩ちょい、よく歩いたものだと感心してますが、後日太ももが痛くならないかちょっとだけ心配です。