定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

退職後3年の資産運用

早くも2022年の半分が経過しました。この数日はあまりの暑さでぐったり、身体が蒸発してしまいそうで、外出は夜風が涼しい淀川河口サイクリングだけにして、あと少しで北海道を励みに耐えてます。
さてキラキラは60歳で定年退職して間もなく3年になります。家計簿は途中さぼった期間があるのですが、毎月末の金融資産残高の方は百万円単位で40代半ばからExcelシートに記録しており現在も継続中です。退職して給与収入が無くなり、厚生年金受給は未だという期間に入って3年、キラキラの資産運用(投資)の結果はどうだったのか反省も込めて、改めて推移表を作成し確認してみました。

合計の金額は、配当、譲渡損益、評価損益、関連する税金全てコミコミの資産運用の結果で非常に分かりやすい数値だなと自分で思っています。
その合計は、退職直後の19年7月は68百万、22年6月末現在は80百万ですから3年(正確には2年11ヶ月)で68→80百万と12百万増えました。率にして12/68=18%増、同期間の日経平均株価の上昇23%(こちらは税前)に少し及びませんでした。年平均にすると率は6%、金額は年4百万の増加になります。

今年前半の運用は、昨年末(21年12月)には高配当中心に日本株を44百万に増やしていたのですが、今年3月に慌ててロシア関連の商社、銀行、建機等を売却しました。これが裏目に出てその後上昇、逆に保有を続けたロシアとは関係無いメーカーが暴落しました。銀行、商社を一部買い戻して今は日本株は26百万に。メーカーはもともと売るつもりでしたが機を逃し、戻り待ちの塩漬け状態です。つくづく投資の才が無いことを自覚しましたが、何回目?全く自覚できて無かったということですね。とは言え投資を3年トータルで見ればそんなに悪くなかったんだなと改めて実感しています。

表のリスク資産以外に定期預金があります。キラキラは不動産を所有していませんのでその代わり(元々は住宅用資金)と老後資金ですが、高齢になると本人でも金融機関からなかなか自分のお金を引き出せないとか、いい加減にしてほしいです。一度母が家の改修に5百万引き出すのに付き添いで銀行に行き免許証を見せたことがあります。詐欺防止の為とはいえ、預金者本人は馬鹿にされてると感じます。終活と並ぶ高齢者のタンス預金増加の要因の一つではないでしょうか。

あと財形年金貯蓄、個人年金普通預金等があり、現在これらを取り崩して生活中です。退職後3年間で14百万円減りました。これらがなくなったら、定期預金から年金で不足する額を毎年取崩していくつもりです。

目下のところ円安進行と物価高が心配の種ですが、現在はemaxis slimバランス8資産均等、S&P500の投資信託と米ドルの定額積立(毎日買付)の3つに絞って月額1.5百万弱の投資をしています。本当は塩漬け株を売却しこちらに回したいのですが株価が全く上がりません、トホホです。

これから先の30年、巨大地震や極端なインフレが実際には起こらないことを切に願います。そういうことがなければ、消費支出だけのキラキラは今の資産で十分なのですが、そういうときでも破綻しないようにするのがリタイア後の資産運用の真のあり方かもしれませんね。今から1億稼いで、やりたい、買いたいものが特にあるわけでもなし。守りにはバランス型か何がいいのか再検討してみます。


キラキラは、平均寿命まであと20年弱、当分の間は「夏は北海道、冬は南国に滞在」を楽しみ、その後も経済的に困ることなく平穏無事に過ごせるようにしっかり資産運用したいものです。