定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

退職後4年半の資産運用実績

キラキラが2019年7月に60歳で退職し、無職になって4年半が経過しました。

退職後はリスクを取る資産運用は証券口座に限定し、銀行から新たに入金をしないようにして、証券口座の合計残高の推移をみれば、利子配当、キャピタルゲイン全て込みの運用結果が把握できるような形で管理しています。毎年6月末、12月末の退職後の運用資産の推移を改めて確認していますが、今回は

2023年末のリスク資産残高は95百万でした。年前半は半年前に当ブログに掲載していますが+948万(うち利子配当66万)と好調でしたが、後半は+172万(うち利子配当72万)にとどまりました。年間では13%増ですが、日経平均の28%高には遠く及びません。投資の才が無いのを改めて実感しています。

植田日銀総裁のチャレンジング発言以降キラキラの持株は主力の銀行株含め大半が下落して年末を迎えました。なかでもJリートは悲惨で、公募増資で下げ、チャレンジングでも下げてついに含み損になり、結局大半を税金対策で年末に損切りしました。

現在の日本株42百万の内訳は、銀行17(+10)、商社10(+3)、建機3、タイヤ3(+3)、建設3、化学2、不動産2、他2百万となっています。銀行、商社を買い戻し、タイヤを購入したのでJリート損切り後でも投資余力が7百万になってしまいました。REIT(Jリート)は住宅系と物流を損切りしました。外国株(S&P500ETF)、バランス投信(emaxis slim8分割)、米ドルは積立継続中です。

退職後4年半のトータルで見ると投資勘定残高(証券口座)は68→95百万と27百万増えました。利子配当で年120万が目標でしたが、織り込んでなかった値上り益(キャピタルゲイン)が4年半で21百万と配当を大きく上回りました。年7.9%の利回り(複利計算)、金額で年平均6百万の増加と出来すぎに思えますが、この1年の寄与11百万増が大きかったです。

証券口座の資産以外に財形年金貯蓄、個人年金、預金等があり、これらを取り崩して生活、退職後4年半でこれらの残高合計は23百万減りました。遣ったのはもう少し多くて26百万です。23年10月から特定給付の厚生年金受給が始まり、24年10月からは年金受給は満額になりますので、インフレは心配ですが、それ以降は年金で医食住の最低限の生活費はなんとか賄えるようになりそうです。ちょっと安心。せいぜい残り15年前後の人生だとすると資産運用で稼がないとというプレッシャーから解放される、はずです。稼ぐ・貯めるより、如何に遣うかの方が重要になってきますね。

キリのよい運用資産1億円まであと5百万ですが、山あり谷ありでこの先はそうそう上手くいかないと心してます。2024年以降は為替も円高になりそうですし。もともとインフレ対策と配当狙いに認知症予防の資産運用ですので、1つのゴールとして楽しみながら無理せずボチボチやるつもりです。しかし送られてくる持ち株の会社の事業報告書に全然目を通しておらず、少し位勉強しないと認知症予防にはならないですね。

2024年の世界経済の見通しは低成長が予測されていますが、皆様とキラキラの資産運用が上手くいきますよう祈念しております。

2023年最後の撮影は城北公園のカワセミ