定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

冬の楽しみ(温泉通い)

 

この冬は、自転車で15分の源泉かけ流しの天然温泉、上方温泉一休さんによく通いました。ここは50.3度の源泉を水で薄めずにチタン銅管を介して温度を下げてそのまま使っているとのことです。泉質は弱アルカリ性単純温泉といたって平凡、効能としては神経痛、筋肉痛、間接痛、五十肩、間接のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性疲労回復等に効くとされています。キラキラにとっては、(坐骨)神経痛、筋肉痛、五十肩が適応症になります。

特にちょっとぬるめの広い露天風呂での半身浴、冷たい風が頭にあたって気持ち良く、いつまでも浸かっていられる感じがヤミツキになってしまいます。こうなると自宅の窓のないユニットバスでは全く寛げません。外出する前、又は運動して汗をかいた後のシャワーで利用するくらいで、ほぼ義務的な行為と化してます。

キラキラにとって、これまで温泉といえば、山か海辺の温泉地の旅館かホテルに宿泊、自然を感じられる露天風呂に浸かり、夜にその土地の名物料理と地酒(お酒弱いので少々です)を味わうというグルメ温泉旅行でした。

昨年恐らく坐骨神経痛でお尻と太もも痛になったときに整骨院へ通い、そこから上方温泉一休が近いので施術後に温浴効果を期待して寄るようになったのが、定期的に温泉に行くきっかけです。

11月で整骨院通院は終了しましたが、冬の温泉、特に広びろとした露天風呂の気持ち良さを求め週1、2回から何も予定のない平日は雨が降らなければ行くように、もう日常のお風呂代わりになってしまいました。午前中に入浴を終えて、マッサージチェア、その後レストランで昼食です。週1回ここでマッサージの施術(20分2200円)を受けてます。背中から腰にかけて固まってるそうで、本日もマッサージ施術後にランチしました。

晴れて風が弱い日はサイクリング&探鳥、曇りの日は温泉を楽しんでます。ただ夏になるとどちらも困りますね。夏の札幌長期滞在もちょっと飽きてきたので今年はどう過ごそうか悩みます。

7万円給付金が入金

2月7日に給付のお知らせ文書を受け取った大阪市物価高騰非課税世帯支援給付金、2週間後の2月21日にオオサカシヒカゼイキュウフキンとして指定口座に入金されていました。少しばかり気分が大きくなったところで、石川県能登半島地震義援金にささやかながら1万円を再度寄付させていただきました。

まだまだ日々のニュースで能登半島地震関連がトップで報道されており、その中でなんと2次避難先のホテル等宿泊施設の退去期限が2月末から3月末の所も多いと聞き、引っ越しだけでも大変なのに次の避難先が決まってない場合はどうするのかと心配になってきます。北陸応援割という旅行支援が3月、4月のGW前という期間設定が間違っていると思います。北陸新幹線敦賀延伸の開業効果も見込める時期に。2次避難、ボランティア、復興関連の工事関係者など宿泊施設の需要はまだまだ高い時期のはず。また石川県の馳知事が1万円では2次避難先のホテル等はやっていけない旨の発言をされていたようですが、それなら応援割の資金の1部を2次避難に回し、経営的に成り立つようにすればと思います。石川県だけ応援割を遅らせるのに賛成、旅行者を支援し地域観光業復興を後押しする経済対策よりも、今困っている被災者の支援を優先してほしいものです。阪神大震災を経験した者として被災者の方を応援しています。

雨の間の一日

2月20日曇り、昨日も雨、明日も明後日も雨予報なので、天然温泉一休に行こうと思っていたら、なんと本日は定休日、残念です。朝から気温15度と暖かかったので自転車で大阪城公園へ梅を見に行くことにしました。梅林に10時半に到着。今年も見れました紅白の梅花。先週梅林を訪れたときに探したのですがまだ咲いていませんでした。このところの暖かさで開花したようです。'思いのまま' と名付けられた梅の木の枝に紅白の花が同時に咲くのが多いようです。

垂れ梅

天気悪いのに結構な人出でした。ローソン、レジ前のおでんが無くなってがっかりされている人は多いようです。

梅林全体、満開が近づいてますね。

北外堀にはパンダガモ(ミコアイサ)のペア

雄雌、離れて潜っていたのですが、20秒くらい一緒のところを撮れました。他にめぼしい野鳥はおらず、諦めて、天満橋へ昼食に行きます。マグロを売りにしている店でトロ赤身丼(税込2280円)を注文しました。値段は高めでしょうか、見た目はきれいですね。味はまずまずですが、もう一度食べたいとまでは思いませんでした。

友人の一人が大阪のマグロ丼の美味しいところを探していろいろなお店に行き、写真と感想をlineで知らせてくれます。キラキラの自宅から自転車で10分で行ける店が4店もあるのに驚きでした。たまには私が先に開拓するのもいいかなとマグロ丼にしました。個人的にはマグロ造り定食の方が好みなのです。

イオンのお客様感謝デー(5%割引)だったので日用品、食品を買い物してから帰宅しました。明日から雨が続く予報なので来週からの旅行に備えてタイ語の勉強でもすることにします。

 

 

 

冬のゴールデン散歩

友人のゴールデンレトリーバーの男の子、2歳になりました。今年1回目、キラキラとは約2ヶ月ぶりの散歩になります。覚えてくれてるかな。なんとか覚えていたようで立ち上がって抱きつき挨拶してくれるのはいいのですが、手腕を噛んできてよだれでダウンの袖がベッタリ、汚れてしまいます。抱きつくのはいいけど噛んでよだれを出すのは止めてね。それが終わると一応落ち着きを取り戻してくれます。大川沿いから淀川河川公園の赤川地区まで散歩、キラキラが野鳥撮影でヒクイナを撮った場所です。ゴールデンは、ここでボール遊びです。

仲良しのワンちゃんと偶然出会ってプロレスごっこ、楽しそうです。

この日はこれで終了。ワンちゃんには、焼き芋🍠を誕生日プレゼントに食べてもらいました。友人によると帰宅後バタンキューだったそう。キラキラもしっかり歩数稼げました。

翌週の夕方に2回目の散歩。さすが1週前に遊んだので匂いだけでキラキラの居場所が分かったようで、囲いがあって見えない場所なのに友人を引っ張って私の前まで連れてきました。**賢いね、と褒めて撫でてあげました。

今年2回目の散歩場所は淀川河川公園の毛馬地区、赤川鉄橋が見えています。

骨をしゃぶしゃぶ

ボールを抱え込んでる姿が可愛いです。

遊んだあとは公園の水飲み場へ行って、水道の蛇口からゴクゴク水を飲む姿も可愛いです。ゴールデンに癒された散歩の時間でした。

 

そのまた翌週、九州旅行から帰ってきた翌日のバレンタインデーに今年3回目の散歩。今回は大阪城公園の梅林、距離があるので帰りバテないか心配です。

梅と大阪城をバックに撮影、こちらを向いてもらうのに四苦八苦。ワンちゃん、草に関心があってすぐそちらに顔を突っ込むんです。キラキラは、子育てみたい、やんちゃざかりで大変だねって言ってたのですが、友人曰く、ゴールデン飼ってると老人介護してるのと同じじゃないかなと思うとのこと。食事・排泄の世話、健康管理、散歩、見守り等…そうかもしれませんね。

なぜか梅林にいきなりヌートリア出現、ゴールデンは警戒モードでじっと見つめていました。珍しいのか外国人観光客が動画に撮ってました。

梅林を堪能して帰路につきます。ワンちゃんよりも人間が歩き疲れて休憩です。人間は飲み物で一服、ワンちゃんには焼き芋🍠を皮を剥き少しずつあげました。食べ終えた後も甘いのが好きなのかキラキラの手のひらをペロペロと舐めまわしてきました。

休憩後、暗くなった大川右岸沿いの遊歩道をワンちゃんに引っ張られながら戻りました。キラキラは途中から参加したのですが、それでも犬と10km歩きました。別れるとき座ってじっと見つめて見送ってくれるのがいいですね。

来週はほぼ雨予報、その後2週間は海外旅行なので、次回の散歩はかなり先になりそうです。大型犬が大好きなのですが、自分では飼えないので、こういう散歩の機会を楽しみにしています。

最南端の鉄道駅から大阪へ

2月13日火曜日、九州旅行4日目、最終日です。朝5時半に起きて宿泊している指宿のホテルの温泉に最後の入浴をしました。2階大浴場の露天と内風呂に30分浸かり温まりました。

朝食はさつま汁がご当地モノです。卵は、たまごかけご飯にしました。

朝食後はホテル前のビーチで無料カフェを利用できます。気温高めで白い椅子に座ってコーヒーを飲みながらボーッと錦江湾大隅半島を眺めます。

コーヒーの後は砂浜を少し歩いて砂むし風呂を見学に行きました。早朝は営業していませんので誰も人がいない砂むし温泉の写真を撮らせていただきました。

朝9時にロビーのカフェで鹿児島弁の紙芝居を観ました。続けてミニ鹿児島弁講座、まこてひったまがった(ほんとびっくり)。

暖かい朝、部屋で窓をあけて座椅子に座り陽を浴びながら海を眺めてボーっと寛ぐ時間は良いものでした。10時15分にチェックアウト、10時20分から観光タクシーで西大山駅長崎鼻から開聞岳を眺める90分のコースをお願いしました。

ガイド兼運転手は佐藤さん、なんと横浜から奥さんの故郷の指宿への移住組、鹿児島弁には苦労されたそうです。本日の指宿の最高気温は19度、既に暖かく車中で上着を脱ぎました。

まずは日本最南端の鉄道駅、西大山駅

最北端の稚内は一昨年の夏に礼文利尻島へ行く時に降り立ちました。最東端は花咲線の終着駅の根室駅に降りたのですが、そこは東根室駅を通り越した次の駅でした、惜しい。最西端は佐世保駅ですか、意外でしたが、50代の頃出張で3回は行きました。今回は最南端です。一応これで東西南北の端の駅を制覇したことにします。

西に菜の花畑とその奥に開聞岳が見えました。線路は枕崎線、鰹節の生産で有名な枕崎が終点です。

駅前には幸せを届ける黄色い郵便ポストがあります。

道端の畑では空豆が栽培されてます。シラス台地、昔地理で学んだようで懐かしい。次のビューポイントは長崎鼻。ここでは海から開聞岳を見ることができます。これも絵になりますね。美しい風景です。

南側、東シナ海とのこと。見透しの良いときには硫黄島、さらに遠くの屋久島が見えることもあるそうです。

錦江湾側、大隅半島が見えます。種子島はその向こうなので見えませんでした。

「恋する灯台」薩摩長崎鼻灯台

たまて箱温泉、温泉は海に突き出ていて、海とつながっているような感じで開聞岳硫黄島大隅半島を望めるそう。写真手前に小さな製塩所(塩田)があり、その西側の浜にはウミガメが来て産卵していたそうで、たまて箱温泉の名の理由が分かりました。

12時に指宿駅前まで送ってもらい、電車待ちの間に軽く食事しました。帰りの特急たまて箱。中国人の大グループはおらず。静かです。

1号車、真ん中はフリースペースで海側を正面に眺めることができます。

鹿児島中央駅からナポリ通りを歩き、高麗橋に来ました。桜島が近くに見えます。

'せこどん'の生誕地

そのまま直進して繁華街の天文館へ。白くまアイスの元祖?天文館むじゃき本店。

白くまのベビーサイズ(1人向け)を1つ注文し、美味しくいただきました。食べやすい練乳かき氷で完食しました。

天文館から鹿児島中央駅前まで青の市電で戻りました。交通系icはご当地モノしか使えないため、クレジットカードのVisaタッチでピッと支払しました。

翌日は九州は雨予報なので寄り道せずに大阪へ戻ります。本日は日本最南端の鉄道駅から大阪まで1000 km近くの移動です。

コンビニでサンドイッチと紅茶を買ってから15時17分鹿児島中央発の九州新幹線さくらに乗り込みました。新大阪着19時21分、社内販売なしの4時間4分の旅で九州旅行3泊4日の旅が終了しました。おつきあいくださりお疲れ様でした。

3日目は指宿へ移動

指宿海岸 砂むしビーチエリア

2月12日月曜日、10時に別府駅で車組と別れて単独行動に移ります。本日のキラキラの予定は、鹿児島県の指宿温泉へ移動することです。

10時20分別府駅発の特急ソニック

あれっ、来たときの白のソニックと違ってブルーのソニックでした。予約した時は隣は居なかったのですが、韓国人ファミリーが前の席と隣の席に座ってました。大分、別府、外国人観光客に人気のようです。

小倉駅に11時37分に到着、鹿児島中央行きの九州新幹線みずほの出発まで30分、昼食用にパンを買いに行きました。12時7分のみずほは隣はおらず、車窓の田園風景を眺めながらゆったりとパンと紅茶をいただきました。といっても鹿児島中央着が13時43分ですから、わずか1時間半なんですね。キラキラが営業担当で鹿児島を訪ねた40年前と比べて随分速くなったものです。当時は西鹿児島駅でした。

鹿児島中央駅から指宿行きの特急、指宿たまて箱にのります。

キラキラの乗った1号車は中国人グループが占領してうるさいのなんの、勇気ある日本人女性が静かにしてくださいと声を上げ、翻訳アプリを見せていましたが、15分位騒いでました。実はキラキラの席に中国人が座っていたのでExcuse meで追い立てました。困った人たちです。

車窓から桜島錦江湾大隅半島を眺めながら約50分、指宿駅に到着しました。

ひなびた感じの指宿の街をぶらぶらと本日の宿、吟松へ向かいます。宿の手前に砂むし温泉がありました。砂浜から湯気が立ち昇ってますね、驚きです。

砂むし会館に入って行くのは中国人ばかりです。通り過ぎてすぐのところにホテル吟松、チェックインしてウェルカムドリンクの抹茶をいただきました。

6階の部屋から錦江湾大隅半島が見えて気持ちいいです。

9階屋上の天空の貸切露天風呂を楽しみました。50分4000円。

 

お風呂の後しばらく休憩して夕食、砂むし懐石です。

鹿児島名物のさつま揚げを目の前で揚げてくれました。ホクホクで美味しかったです。

ご馳走さまでした。お腹が苦しいです。指宿の料理、堪能させていただきました。食後はラウンジでコーヒー。

元気な方が隣て卓球を楽しんでおられました。

浜辺に出てホテルを見上げました。

夜空に星が輝いていました。九州旅行3日目終了です。

 

 

 

2日目は別府地獄巡り

九州旅行2日目は別府観光、定番の地獄巡りです。8時40分にホテルを出発し、9時に5つ地獄が集中している海地獄エリアに到着しました。このあたりは別府の鉄輪温泉地区になるのでしょうか。入場券売場の窓口が1つしか開いてないので列は10人ほどですが5分以上待ちます。7つの地獄の共通入場券は2200円。

最初は海地獄から。98度のコバルトブルーの温泉池。1200年前の鶴見岳の爆発によりできました。豊後風土記の「玖倍理の湯」にあたります。

次が鬼石坊主地獄。海地獄のすぐ横にあります。熱い泥が半球状に沸騰する様が坊主頭に似ており、鬼石という地名に由来して名付けられました。99度。

 

坂を少し下るとかまど地獄に着きます。竈門八幡宮の大祭に地獄の噴気でお供えの飯を炊いた習わしがあったことから名付けられました。かまど地獄は種類が豊富で地獄の1丁目から6丁目までありました。ここで地獄を全部を見た感じになれるかもです。

3丁目、飲める温泉(飲むシリカ)。10円で紙コップを買って蛇口から出るシリカ温泉水を飲みました。

3丁目シリカ

4丁目泥

5丁目白濁色

6丁目血の池地獄のミニ版?

鬼山地獄

鬼山という地名に由来。温泉熱を利用したワニの飼育をしています。

口開けてるワニを近くで見ていたら別なワニがやって来て喧嘩、キラキラは水しぶきをかけられました。親切なスタッフの方がタオルを持ってきてくれました。

白池地獄。緑白色の温泉地、湯の温度は95度。普通の池のような色合いです。

隣接の施設でピラルクアリゲーターガーなどの大型熱帯魚を飼育しています。一番愛嬌があった魚くん。

血の池地獄は、海地獄から3km離れていますので車で移動します。

血の池地獄、看板が熱いです。78度。

豊後風土記に赤温泉と記された日本最古の天然地獄。ここから産出する赤い粘土で皮膚病に効く血の池軟膏が作られています。

最後が竜巻地獄。40~60分休止し、6~10分熱湯と噴気を噴出する間欠泉。世界の間欠泉の中でも休止時間が短い。キラキラたちは運良く15分間待って噴いてくれました。ちゃんと噴いてくれてよかった。昼ごはんに間に合いました。

地獄巡り、12時20分に完了しました。

お昼は別府亀の井ホテルでランチバイキング、大分名物のとり天とだんご汁もいただきました。

夜は、別府市内の佐賀関食堂へ。日曜日の夜なので小一時間案内待ちでした。19時半にやっとテーブル席に案内され、オーダーするとお目当ての関鯖姿造りは売り切れでがっかりです。ただ関アジ・関サバ定食はできるというのでそれにしました。

関サバの刺身(中央左)は3切だけ😂

あじはフライと刺身(右)

大分市を超えて本当の佐賀関の食堂まで行くと存分に食べれたかも。残念ではありますが、ちょっとだけ本物の関サバを食べたということで本日は終了です。昨日関アジの姿造りはいただいたので良しとします。