定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

最南端の鉄道駅から大阪へ

2月13日火曜日、九州旅行4日目、最終日です。朝5時半に起きて宿泊している指宿のホテルの温泉に最後の入浴をしました。2階大浴場の露天と内風呂に30分浸かり温まりました。

朝食はさつま汁がご当地モノです。卵は、たまごかけご飯にしました。

朝食後はホテル前のビーチで無料カフェを利用できます。気温高めで白い椅子に座ってコーヒーを飲みながらボーッと錦江湾大隅半島を眺めます。

コーヒーの後は砂浜を少し歩いて砂むし風呂を見学に行きました。早朝は営業していませんので誰も人がいない砂むし温泉の写真を撮らせていただきました。

朝9時にロビーのカフェで鹿児島弁の紙芝居を観ました。続けてミニ鹿児島弁講座、まこてひったまがった(ほんとびっくり)。

暖かい朝、部屋で窓をあけて座椅子に座り陽を浴びながら海を眺めてボーっと寛ぐ時間は良いものでした。10時15分にチェックアウト、10時20分から観光タクシーで西大山駅長崎鼻から開聞岳を眺める90分のコースをお願いしました。

ガイド兼運転手は佐藤さん、なんと横浜から奥さんの故郷の指宿への移住組、鹿児島弁には苦労されたそうです。本日の指宿の最高気温は19度、既に暖かく車中で上着を脱ぎました。

まずは日本最南端の鉄道駅、西大山駅

最北端の稚内は一昨年の夏に礼文利尻島へ行く時に降り立ちました。最東端は花咲線の終着駅の根室駅に降りたのですが、そこは東根室駅を通り越した次の駅でした、惜しい。最西端は佐世保駅ですか、意外でしたが、50代の頃出張で3回は行きました。今回は最南端です。一応これで東西南北の端の駅を制覇したことにします。

西に菜の花畑とその奥に開聞岳が見えました。線路は枕崎線、鰹節の生産で有名な枕崎が終点です。

駅前には幸せを届ける黄色い郵便ポストがあります。

道端の畑では空豆が栽培されてます。シラス台地、昔地理で学んだようで懐かしい。次のビューポイントは長崎鼻。ここでは海から開聞岳を見ることができます。これも絵になりますね。美しい風景です。

南側、東シナ海とのこと。見透しの良いときには硫黄島、さらに遠くの屋久島が見えることもあるそうです。

錦江湾側、大隅半島が見えます。種子島はその向こうなので見えませんでした。

「恋する灯台」薩摩長崎鼻灯台

たまて箱温泉、温泉は海に突き出ていて、海とつながっているような感じで開聞岳硫黄島大隅半島を望めるそう。写真手前に小さな製塩所(塩田)があり、その西側の浜にはウミガメが来て産卵していたそうで、たまて箱温泉の名の理由が分かりました。

12時に指宿駅前まで送ってもらい、電車待ちの間に軽く食事しました。帰りの特急たまて箱。中国人の大グループはおらず。静かです。

1号車、真ん中はフリースペースで海側を正面に眺めることができます。

鹿児島中央駅からナポリ通りを歩き、高麗橋に来ました。桜島が近くに見えます。

'せこどん'の生誕地

そのまま直進して繁華街の天文館へ。白くまアイスの元祖?天文館むじゃき本店。

白くまのベビーサイズ(1人向け)を1つ注文し、美味しくいただきました。食べやすい練乳かき氷で完食しました。

天文館から鹿児島中央駅前まで青の市電で戻りました。交通系icはご当地モノしか使えないため、クレジットカードのVisaタッチでピッと支払しました。

翌日は九州は雨予報なので寄り道せずに大阪へ戻ります。本日は日本最南端の鉄道駅から大阪まで1000 km近くの移動です。

コンビニでサンドイッチと紅茶を買ってから15時17分鹿児島中央発の九州新幹線さくらに乗り込みました。新大阪着19時21分、社内販売なしの4時間4分の旅で九州旅行3泊4日の旅が終了しました。おつきあいくださりお疲れ様でした。