定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

みなし避難所

まさかの1月1日に発生した震度7能登半島地震、被災された方に心よりお見舞い申し上げます。ささやかながら石川県の義捐金口座に振り込みさせていただきました。

キラキラは29年前の1995年1月17日早朝の阪神淡路大震災神戸市中央区で被災体験しましたので冬の地震被災の辛さは身に沁みています。水、特にトイレの水で苦労されているのをニュースで見聞きすると、そうそう、それが大変だった、まして避難所で多くの人が集まっていたらと。バケツにロープを結んで近くの生田川(布引の滝から新神戸駅の下を流れている川)からトイレの水を調達してタンクに入れてなんとか過ごしたことを思い出しました。

その後大阪のカプセルホテルに2泊、その後は大阪のホテルはどこも支援に来る企業、団体が抑えて空室がなくなってましたので、勤務していた会社の手配でライフライン(水道、電気、都市ガス、交通)が復活するまで郊外の保養所の大部屋で約2ヶ月集団避難生活を送りました。

今回も水、電気、交通の問題が長引きそうですので、被災地から離れることが可能な人は金沢や富山のホテル、ウィークリーマンション、家具家電付アパート等の空室(無ければ東京や大阪も含めて)を地方自治体なりが借り上げて、そこへ移動できればよいのにと思っていたら、1月6日の非常災害対策本部の会合で岸田首相は、被災地以外への避難を希望する被災者向けに自治体がホテルや旅館の空室を借り上げる「みなし避難所」を活用し、被災者の生活を早期に改善するよう指示したと報道にありました。金沢、富山など被災地から近い場所の宿泊施設は既に多くを民間企業が抑えてるかもしれませんが、なんとか調整して1人でも多くの被災者の方がまずは一安心できる場所へ避難出来ることを願ってます。