定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

退職後3年半の投資成績

2022年の年末、60歳で退職してから約3年半が経過しました。この間、当然のことながら全く働いてませんので基本的に収入はなく支出だけの生活ですが、資産運用は続けています。投資の管理は、資金の出し入れをしないようにして証券口座の残高の合計推移をみれば、利子配当、キャピタルゲイン、税金全て込みの運用結果が把握できるようにしました。

さて投資成績ですが、退職した2019年7月の月末から3年5か月が経過し、投資勘定残高(証券口座)は69→84百万と15百万増えました。退職後は利子配当で年120万を収入目標としていましたが、織り込んでなかった値上り益(キャピタルゲイン)が配当を大きく上回り、現時点の資産は予想より11百万多くなっています。2020年はマイナス、週、月々でもマイナスになることも多いキャピタルゲインはあまり当てにしていなかったのですが、こうして振り返ると計画以上に自由に使っていいお金がかなり出来たなと嬉しくなります。眺めているだけではいつ消えてしまうか分かりませんのでプラスの間は毎年1百万を余分に使って楽しもうと考え始めたところです。

2022年の運用成績は、投資資産を1年間で4百万増やすことができました。増加の内訳は利子配当1.2百万、株式売買損益1百万、含み益増1.8百万(銀行、商社)です。

21年末に44百万まで増やしていた日本株プーチンウクライナ侵攻を機に慌ててロシア関連の商社、銀行、建機等を売却したのが裏目に出てその後上昇、逆に保有を続けたロシアとは関係無いメーカーが暴落しました。その後銀行、商社を一部買い戻しましたが、前半はマイナスです。後半に懸案だった塩漬けの日本株(渋沢栄一関連のメーカー)11百万を税金対策で損切りし建機、化学、不動産を少し買いました。バフェットの買い増し情報を受け商社株が上昇、12月の日銀金融政策決定会合発表で銀行株が急伸しました。外国株のうちS&P500ETF、バランス投信(emaxis slim8分割)、米ドルは積立を継続中ですが、米S&P500は含み損に転落、ドルの含み益は大きく減りました。それでも日経平均株価は昨年末比で9.4%↓したのに比べ、銀行、商社株中心に売却益・含み益の増加で投資資産を増やせたのは幸運でした。現在の日本株の内訳は、銀行10、商社6、製造6、建機3、不動産2、他2となっています。

表の投資勘定の資産以外に財形年金貯蓄、個人年金普通預金等があり、現在これらを取り崩して生活中で、退職後3年5ヶ月で17百万円減りました。2023年10月からは特別支給の老齢厚生年金の受給が始まりますが、数年後に財形や普通預金を使い切ったら、次は定期預金を毎年取崩していく予定です。

時間はあるのに日経、経済誌も読まず、投資先の企業研究などしなくなってますので認知症予防効果はどうでしょうか、とても個人投資家とは言えませんね。ただ持株の上がったり下がったりが脳の刺激になってるのは確かです。今後の投資は、証券口座への追加の資金投入はせず証券口座の残高を限度に続けていきます。2023年の景気見通しは全世界で厳しいようですが、皆様とキラキラの資産運用が良い結果を残せますように祈念しております。

利益が残っているうちに行ってみたいトルコ、移動が少ないツアーを探してます。朝早くバスに乗るのが5、6日続くとなると億劫で嫌になってしまいます。海外のツアーバスはお手洗いも心配になる、そんな年齢です。