定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

旅先で突発性難聴に😱

札幌の9月8日の金曜日早朝は20度を下回りました。やっと涼しくなった札幌ですが、緊急事態発生です。この日は朝はゆっくりして9時過ぎてから公園へウォーキングに出かけました。途中でバス待ちをしている時に耳に違和感が、そう飛行機が降下する時に気圧の変化で耳詰まりが起こるアレです。鼻を摘まんで空気を耳の方へ送り、耳詰まりの違和感を解消しようとしましたが、いまひとつ音が籠ったように響きます。公園に着いて森の中を歩いているときには一旦その事は忘れていました。

夕方部屋に戻ってからTVを見てると音の響き方に違和感を感じたので、ネットで検索してみると突発性難聴の症状として「耳が詰まった感じがする」「音が響く、エコーがかかる」というのがあり、該当しています。片耳だけなるというので、片耳を交互に塞いでTVの音声を聞いてみると右耳がハッキリ聞こえるのに比べ左耳が聞こえません、右耳の20~30%程度でしょうか。音量を低くすると左耳だけでは何を言ってるのかちゃんと聞き取れなくなります。これは間違いなく突発性難聴だわ、ショックです。治療法はと調べると、厚生労働省のHP (e-ヘルスネット)に「発症後1週間以内に適切な治療を受けることで約40%が完治、50%になんからの改善がみられる。但し治療開始が遅れれば遅れるほど治療効果が下がり、完治が難しくなる。」と記載があり、まさに緊急事態です。大阪に戻ってからだと6日後になるので、何とか札幌で専門医を探して診てもらわないとと焦ります。突発性難聴、耳鼻科、札幌市中央区、土曜日診察で絞り込んで、クチコミも参考にして時計台近くのU耳鼻咽喉科を朝一で受診することに決めました。片耳ずつ聞こえ方をチェックした記憶がないので発症日が9月8日か自信はありませんが、耳に違和感を感じた事を信じることにしました。

翌日9月9日の9時25分に受付(営業は9時30から)すると既に20人以上の患者さんが待たれており、1時間半待ちと告げられました。クチコミ通り人気の医院のようです。外出可なのですが、キラキラは座って新聞、週刊誌を読み、札幌のグルメのムック誌を4ページ見たところで名前を呼ばれました。85分待ちでした。両耳を診て、問診で確認後、聴力検査を行い、その結果といつ撮ったのか耳中の画像を見ながら突発性難聴の可能性が高いと診断されました。ステロイド薬を処方するのに糖尿病、緑内障の医師に使用可能か確認する必要があると先生がキラキラの通院先の内科、眼科に電話して使用可能との回答をもらってくれました。先生にお手数をおかけして恐縮です。これで本日、発症日の翌日から治療開始できることになりました。処方薬はステロイド内服薬、血管拡張剤、ビタミンB12厚生労働省HPの治療法と同じでした。難聴や糖尿の程度によっては、ステロイド薬は点滴や直接内耳に投与したりするので対応がとれるように一定期間安静入院する必要があるようです。まず3日分薬を処方され、「12日火曜日の朝一に検査して結果を見てから薬の量を増減します。手紙、資料を用意しますので、その週のうちに大阪の専門医を受診してください」と言われて初診が終了しました。丁寧なお医者さんで本当に良かった、感謝感謝です。血液検査もされて、会計は3,590円でした。薬局の薬代は860円。

キラキラが54歳から4年勤務し、いろいろとお世話になった会社の社長さん(当時61歳)が左耳が難聴で、普段は全くそんな事を感じさせないのですが、並んで座るときは必ず右側に座るよう頼まれました。もしキラキラの左耳が改善しないとそんな風になるのかとなんとなくイメージできました。北海道(札幌・小樽・函館)との接点もその勤務時の出張等がきっかけで、札幌での突発性難聴で懐かしく昔を思い出してしまいました。

因みに突発性難聴は幅広い年代に起こりますが、特に40代~60代の働き盛りの人に多くみられるそうです。ストレスや過労、睡眠不足などがあると起こりやすく、また糖尿病が影響しているともいわれてるそう。キラキラはストレスと過労は無いですが、睡眠の質は今一つですし、糖尿病は通院してます。老化は、歯、目、マラと言われますが、マの代わりに耳が先に来ちゃいましたか。なんとか治って欲しいです。

帰りに大通り公園で開催中のオータムフェストをチラ見しました。休日の昼前なので凄い人出で座る場所がありません。平日に再挑戦してホタテを食べて応援しようと思ってます。