定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

ナイトツアーでヤシ蟹、さきしまハブに遭遇

西表島の路線バスは1路線で日に4便しかありません。星野リゾート西表島ホテル12時30分発の路線バスで移動してジャングルホテルパイヌマヤに13時過ぎにチェックインしました。周囲にはホテルの施設以外は人家もお店も見あたりません。この日はホテルの敷地と周りをぶらぶらして夕食でした。


夜はナイトツアーに参加しました。お客さんは5名、ガイドさんが1名です。車に乗る前にフクロウの仲間が2種、建物と電線に留まっているのを見つけてくれました。ちょっと距離があってあまりハッキリ見えませんでした。リュウキュウコノハズクとアオバズクだそうです。車で近くの山に入り込む道路に行きます。ガイドさんが興奮気味に凄い大きいヤシ蟹がいますと。車を停め、ガイドさんが安全を確認(ハブがいないこと)してから客も降ります。オオー、おっきなヤシ蟹です。ガイドさんも初めてみるサイズだそうです。ハサミに指を挟まれるとちぎれるくらいの力を持ってるとのこと。殻は高い木の上から岩にでも落ちないと割れない固さ、当地では無敵でしょうか。ハブもハサミで切られちゃいますね。あと大きいナナフシ (昆虫 )と小さくて黄色くて可愛いヤエヤマカジカガエルも見ました。
植物では、神話の花言葉を持つコンロンカが咲いていました。同行のお客さんが植物マニアで解説してくれて自生して咲いてるのを初めて見たと喜んでおられました。

車に乗って海岸沿いのバス道をしばらく行くとハブがいましたと。なんと舗装された西表島の主要道の車線にさきしまハブがいました。ガイドさん確認後に慎重にクルマを降り、LED電灯の光の中にさきしまハブがいました。しばらくすると 三方を人に囲まれて騒がれ、眩しい光を当てられて、機嫌が悪くなったのでしょうか、攻撃態勢になりました。怖いですね、ただ2mまでは届かないのでしっかり距離を取り、ズームでパチリ。

その後イリオモテヤマネコを探してしばらくバス道を車で走りましたが出てきてくれませんでした。代わりにガイドさんが半年ほど前に撮ったという写真パネルをパチリ。

夜20時から1時間の短いツアーですが、少しドキドキ、ヤマネコさんには会えませんでしたが十分満足しました。ホテルに戻る途中にレストランのスタッフたちが懐中電灯で下を確認しながら宿舎へ帰ってます。舗装した道路にハブがいたりするのですから、西表島で夜に外を歩くのは怖いと実感しました。木の上にもいるそうです。