定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

大雪山(黒岳)登頂

緊急事態解除直前の9月28日に大阪から北海道へ出発しました。前日は久しぶりに友人とランチから喫茶店に行きましたので夕方に荷物の最終チェックをしました。ところが当日朝にスーツケースの取っ手のプラスチックカバーが脆化してたのでしょうか、ヒビ割れて次々にバラバラになるハプニングが発生し焦りました。7、8年前に買った物です。もっと古いのが押し入れにあったので詰め替えました。鍵はありませんが助かりました。

朝9時過ぎの電車に座って伊丹空港へ11時10分定刻に離陸です。今回はJALのマイルを使って前方クラスJの座席にしました。窓側で隣に人なしです。ただ反対側の1つ後ろともう1つ後の列のおばちゃん (おばあさん?)4人組が搭乗からずっと喋ったままです。ジェット機の音に負けず話すのですからから、周りの人は迷惑だったでしょう。CAさんには、直接言い難ければ機内アナウンスでも良いから注意して欲しいものです。
借りた部屋
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14時には札幌駅近くのウィークリーマンションの受付で契約を済ませて、タクシーで中島公園近くのマンションに向かい、無事に部屋に入室できました。壁掛けTVの位置以外は問題なしです。天気予報だと黒岳は翌日29日晴天、翌々日から雨なので登山、紅葉は最後のチャンスとみて、強行軍になりますが28日中に層雲峡温泉まで移動します。
札幌駅7番線ホーム
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17時半の網走行き特急オホーツクで上川駅下車、バスに乗り換えて層雲峡着が20時35分、これにしました。電車、バスともガラガラでした。夜の層雲峡は寒く、ホテルに到着後すぐ館内の温泉へ直行して冷えた身体を温めました。温泉には他に5人いました。翌朝5時半に露天風呂に1人で浸かってから、着込んで黒岳ロープウェイへ徒歩5分で到着、リフト込の往復券3千円を購入して、熊避けの鈴を2つリュックに装着します。6時40分発は20人ほど、7分景色を楽しんだ後、この先無いというトイレを済ませ、少し歩いてリフトに乗り7号目登山口へ。ここから1.7km、1時間強の山登りです。登山道が整備され階段状のところも多く昨年の旭岳より楽でした。
山頂付近のシマリス
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黒岳山頂から
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途中シマリスの出迎えを受けたりしながらなんとか登り切り、8時22分に頂上に到達しました。快晴のおかげで黒岳山頂から観る大雪山一帯の眺望は最高でした。頂上には他に5人、景色みたり写真を撮ったりされてました。ちょっとだけ縦走コースを降りて石室(いしむろ)の手前まで行きました。ナキウサギがいますよと登山者が声をかけてくれて、チラッと見かけたのですがすぐ隠れるので鳴き声だけで結局写真に撮れずちょっと残念でした。前方に開ける景色を見ると旭岳まで縦走したくなる気持ちになってきますが、携帯トイレも準備してないし、後で層雲峡行く予定なので諦めました。
黒岳山腹
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さて山頂へ引き返して、9時10分に下山開始です。10時近くになると登って来る人が増えてきますね。山ガールさんも多いです。挨拶も心地良いですね。マスク外して下っていたんですが、団体さんとすれ違う時はマスクをして立ち止まります。最後の方の石が多いところは、脚が疲れてきてるので踏み外さないよう少し慎重に下りました。リフトを降りる時は若い係員に結構強く背中を推され、突き飛ばされる感じがしました。10時40分発の下りのロープウェイから見下ろす山の紅葉(黄色、黄緑が多い)の美しさに改めて感動しました。トータルで4時間7分の黒岳登山でした。