定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

白金温泉から十勝岳望岳台まで徒歩で往復

青空が見えるうちにと朝食をスキップして朝7時に白金温泉のホテルを出発し十勝岳望岳台へ向かいました。残念ながら望岳台へ向かう公共交通機関はありませんので通常は車で望岳台駐車場まで行くようです。グーグルマップで検索すると車道(道道966号)5.3Km、1時間20分を歩きなさいとでます。過去のチャレンジャーのブログは美瑛町の散策コースにもなっている山の中のウグイス谷コース登り1時間27分・1時間40分、下り1時間11分・1時間25分の2例の実績を紹介してくれていますのでとりあえずそちらへ。
林道
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白金温泉バス停から徒歩3分の保養所前バス停のそばに開けた林道が十勝岳の方へ向かってましたのでその道を登ることにしました。ウグイス谷入口には木の急な階段があると写真入りで紹介されてましたので、この林道はウグイス谷コースではないようです。行き止まりだと困りますが思いきってそのまま進みます。グーグルマップで位置を確認すると車道に沿ってる感じです。林道の方が車道より直線的で早く到着できそうです。2つほど短いが急な坂がありましたが工事車両が登れるのでたいしたことはありません。熊鈴を鳴らしながらズンズン進んでいきます。前方に山が見えてきました。雲がかかってますが青い空も見えます。
林道
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さらに紅葉の木々の間の林道を進んで出発から約50分で車道と合流すると直ぐ先が行き止まり、横が望岳台駐車場入口でした。所要時間80分を予想していたので案外早く到着できました。
林道を抜けたところから
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駐車場から登山道を3分歩いて望岳台の石碑です。ここから頂上付近が冠雪し、山腹が紅葉した山々をぐるりと見渡します。北は旭川の方角なので真っ白な雪山は去年登った旭岳でしょうか、それから美瑛富士・美瑛岳、東の正面が十勝岳、南に富良野岳です。山腹は錦色というのでしょうか、赤、橙、黄、黄緑、緑と色とりどりでなかなかの眺めです。午前は十勝岳が逆光になるので正面から上手く撮れないのが悔しかったです。望岳台の石碑から登山道を10分ほど登ってから望岳台駐車場の休憩所(実は避難シェルター)に立ち寄ります。このシェルターは、2016年10月完成の新しい建物で休憩(避難)スペースの他にトイレや一般価格の飲料の自動販売機があり、屋上の展望スペースから十勝岳ほかの山々を眺めることができます。
望岳台
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旭岳かな
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左から、かすかにオプタテシケ山
そして美瑛富士、美瑛岳
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十勝岳
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富良野
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立て看板のマップに望岳台自然探勝路の案内があり、一周40分位なので行ってみます。駐車場から道道を渡り狭い入口から降りて低い木々の中の道を上がって下がってとタフな探勝路です。看板があって小さな岩が多くある開けた場所がナキウサギの棲家、縄張りだそうで、チッチッという鳴き声が聞こえてきます。ここはナキウサギの名所なんですね、立派なカメラを構えてナキウサギを待っている人を3人見ました。キラキラもデジカメを準備して5分ほど鳴き声の聞こえる岩場で待ちましたが姿を見ることはできませんでした。諦めて探勝路をどんどん進むと分岐で白金温泉方面へ降りていく道があり、これがウグイス谷コースでしょうか、酷な散策路を登らずによかったです。車道へ戻り林道へ入って、来た道を降りていきます。
渓流広場の硫黄沢川
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ウグイス谷散策路
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半分下ったところで白金憩いの森の看板があり右折してそちらへ。ウッドチップの道を渓流広場まで行って引き返す途中の分岐で、こんどはウグイス谷散策路に入ってラクダ岩とかブログの写真で紹介されてた場所があるなと安心しながら白金温泉まで降りていきました。下りは寄り道したので1時間近くかかりました。ホテルに戻って温泉に浸かったあと美味しいビールで喉を潤しました。
白金温泉から十勝岳、曇ってきました
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