定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

退職者向け確定申告セミナーを受講する。

最初に退職金優遇定期預金をした三井住友信託銀行からメールで「ご退職者向け確定申告セミナー」開催連絡があり、大阪市内は直ぐに満席になっていたので、1月18日土曜日に近鉄に乗り換えて八尾支店まで行ってきました。退職者20名が参加されてます。

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税理士さんから、退職者はどのような場合に確定申告するのかという説明があります。

退職金は年数による控除額を引いた額を1/2した所得から計算した税額を会社が源泉徴収してる場合は退職所得の申告不要(キラキラはこれに該当、数十万円引かれました)、これ「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出済の場合と言うそうですが分かりにくい表現ですね。そうでなくて総額の20.42%を源泉徴収されている場合は、莫大な退職金を貰う以外は取られ過ぎなので退職所得の申告をする方が有利とのこと。

年の途中で退職し再就職せず年末調整を受けなかった方(私は7月に退職、継続雇用なしですので年末調整なしに該当)、あとは通常の医療費控除、生命保険控除、寄付金(ふるさと納税)、住宅関係の税額控除を受けられる方は、確定申告するほうが税金が戻るなど有利になるということで、控除項目の説明がありました。

最後に、国税庁のHPの確定申告書作成コーナーを利用して確定申告書を作成する方法について入力画面のレジメを見ながらどのように入力していくのか、最終の計算結果の確認まで説明があって終了。Q&Aに移ります。

 公的年金等の等は何? 退職金を年金で受け取る場合など企業年金が等に入る    個人年金の申告は? 証明書が送られてくるので雑所得のその他に入力

 

家へ帰って国税庁所得税の確定申告書作成コーナーへアクセス、「左記以外の所得のある方(全ての所得対応)⇒作成開始」へ進みます。

まずは収入から。年末に会社から郵送されて来た給与所得の源泉徴収票から支払金額(収入)、源泉徴収税額、社会保険料等の金額を入力します。次は、個人年金の年金支払証明書に基づき、収入金額等の雑所得のその他に、収入金額、必要経費、源泉徴収額、生保名、住所を入力しました。

あとは控除関係です。医療費控除は、HPにある集計フォームをダウンロードして、エクセルで事前集計していたものを入力保存し、読み込みます。歯医者で抜歯され、義歯2つ(デンチャー、自由診療、22万円)を作ったので医療費は高くつきました。歯、目、XXの順にダメになるといいますが、既に歯と目に兆候が出ています。悲しい。

次が社会保険料控除、任意継続の健康保険料を退職後に支払いましたので、銀行の振込明細から、「社会保険料源泉徴収票に記載のない社会保険料」の「健康保険(任意継続含む)」に支払金額を入力します。生命保険料控除は、生命保険料控除明細書より支払金額入力です。

最後に寄付金控除(ふるさと納税)ですが、災害の福島県首里城火災の那覇市、他にふるさと納税2件で合計10万円です。1件ごと寄付日、金額、寄付先を領収書に基づいて入力しました。ふるさと納税もこれが最後になりそうです。今年は無収入、所得ゼロの予定なので、来年からは控除される税がありません。

下段の分離課税は、退職所得の申告はしません(源泉徴収で完了)なので、これで一旦完了です。還付される税金(第一表の48)45万円と表示されています。これで間違いなければ、今年の住民税支払が何とか賄えそうです。

 そのまま氏名、住所、電話、振込先銀行等、最後にマイナンバーカードを入力して完了、今日は印刷しないので一時保存しておきました。還付申告なので、来週にでも出そうかと考えています。