キラキラは、ここ数年は冬に山陰へ松葉蟹を食べに露天風呂のある温泉へ出かけていました。リタイヤしましたが、この冬も行くことにして、米子の皆生温泉、東光園のズワイ蟹フルコースの宿泊プラン(税込27千円)を選びました。1月5日(日)泊です。
Uターンラッシュと反対方向なので電車は空いています。岡山から特急やくもに乗って倉敷、最近雲海で有名になっている備中松山城のある高梁を経由し、いつもの水墨画のような雪景色がないまま2時間で米子駅に到着です。0番線には境港行のゲゲゲの鬼太郎列車が停車していました。数人がスマホやカメラで写真撮影していますので私も参戦しました。3年前は、この列車に乗って境港へ行き、水木しげるロードを歩いて海鮮丼を食べたことを思い出します。米子駅からバスで30分、16時に皆生温泉に到着しました。
日本海が見える部屋でお茶を飲んだ後、温泉、露天風呂に入りますが、例年のような雪がないのは残念です。19時から個室で蟹2ハイのコース、飲み物はビールだけにして、黙々と蟹を食べることに専念します。タグ付きの茹で松葉蟹でギブアップです。雑炊が苦しい。2時間半、もう他のお客さんは誰もいません。1年前はもっと楽に完食できたのに、食べるのも遅くなってるのでしょうか。次回から蟹をやめるか、量を減らすか、少し情けない感じです。
翌日6日は、例年なら仕事始め、年始挨拶は無駄な慣例と思いつつこなしていた事から解放されて、今日は何をしようかという身分です。雪が無いのを幸いに朝9時に皆生温泉から足立美術館へ直行バスで向かいます。連続でNo1に選ばれている日本庭園がゆっくり見ることができました。学生の頃、横山大観の絵を見に来て以来の訪問でした。
シャトルバスで安来駅へ、午後から岡山経由で大阪へ戻ります。新幹線は、スーツを着たサラリーマンが多く、満席でした。初日からご苦労様です。自分が既にリタイヤした身だと実感しました。