定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

今回も配当控除の確定申告

週末の1月20日、令和4年度分の所得税の確定申告書を自転車に乗って近くの税務署へ行き、窓口で手渡ししてきました。 実はスマホe-taxの申告をしようとしたのですが、なぜか今年はマイナンバーカードの読込みができずに入力画面に進めなかったので、パソコンで国税庁の確定申告書等作成コーナーから過去の申告書データを利用して作成して書面で提出する事になりました。

概算ですが令和4年の所得は雑所得 (個人年金 )の25万だけなので前年に続いて今回も総合課税を選択し配当所得115万を申告した上で配当控除(国内配当金の10%の税額控除11万)の適用を受けることにしました。その理由ですが、総所得は25+115=140万、ここから基礎控除(48万)を引くと課税所得は92万に。195万未満の所得税率は5%なので税額は4.6万円、これより税額控除の11万の方が大きいので所得税はゼロとなり、申告する源泉徴収された所得税(約21万)が全額還付されるはずと予想したからです。配当所得を申告しなければ年金の源泉徴収4万弱だけの還付になります。

収入金額・所得金額の入力では、まず配当所得で総合課税を選択し、データで交付された特定口座年間取引報告書の入力は証券会社等から交付されたデータをファイルを選択して取り込みました。

次は雑所得で、公的年金等(企業年金)とその他(個人年金)の収入金額や源泉徴収税額の入力、確認をしました。所得控除は、社会保険料控除に令和4年に支払った国民健康保険料を入力し、医療費96,580円は別途作成の明細表からデータ取り込みです。控除対象のトンガ支援の寄付金5,000円も入力しました。住民税については特定配当等・特定株式等譲渡所得の全部の申告不要を選択しました。

結果の還付される金額は228,876円、

申告した配当等(公社債利息を含む)の源泉徴収所得税は192,100円、年金が36,776円で総合計は228,876円、これが全額還付されることになりました。

払いすぎていたものが戻ってくるだけなのですが、なぜか嬉しい還付金です。確定申告という少し手間のかかる作業をしたからでしょうね。年1回ですが、それなりに頭と手先を使うので認知症予防に役立っていると思うことにしています。配当控除、来年の確定申告は大丈夫と思っていたら住民税では不申告にするというのができなくなるとのことで国民健康保険料に影響するとなるとメリットなさそうです。再来年以降は老齢厚生年金受給でなおさらです。今年が最後だったとは、うーん残念です。

なおキラキラは、所得税を全然納めていないわけではなく、多くはないですが株式譲渡益や預金利息等に対する所得税を支払っております。あと昨年は国内でしっかり消費して消費税を納めました。リタイア後の社会貢献は消費かなと思うこの頃です。