定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

ついに旅立ち🐦

ついに3月30日に撮影したのを最後に翌日から見られなくなったニシオジロビタキ

昨年11月下旬から4ヶ月少々、大阪城南外堀の南側にある教育搭裏の林に滞在してくれて、その可愛い仕草で私たちバードウォッチャーを実に長い間楽しませてくれました。大阪城公園に他にめぼしい野鳥がいない時にもここへ来ればニシオジロビタキに会うことができて十分に癒やされました、本当に感謝、感謝です。

ヨウコウザクラ

この辺りではカンヒザクラが最初に咲き、それが散りかけてくるとヨウコウザクラが咲いてきます。ソメイヨシノがまだ蕾なので濃いピンクが目立つこの桜に惹き付けられた外国人観光客は次々と木の下でポーズをとって写真撮影、それが延々と続きます。メジロは花の蜜を吸うのに一生懸命で桜の木の下の方は気にせず上の方を飛び回ってました。

次に外国人観光客は、少し離れた植え込みの中に1本ある薄いピンクの上の写真の桜の木に目を移します。多くのバーダーがカメラを構えてニシオジロビタキが餌を採りに桜の木の近くに来るのを待っている前を物怖じもせず桜の木の下でいろいろなポーズをとりながら時間をかけて写真撮影してくれるので全く野鳥が近づいてくれません。普段は植え込みの茂みに隠れて時々出てきて餌を食べたり木の枝にとまったりしていましたが、写真の桜の近くの餌を食べれないニシオジロビタキは、離れた茂みの方で待機。そのうち高い木へ飛んで行き、それ以降姿を見られなくなってしまいました。ついに旅立ちでしょうか、寂しくなります。無事に繁殖地(ユーラシア大陸北部)まで戻り、新しい命を育み、また大阪城に戻ってきて欲しいものです。

去年の春まではサクラ絡みでいろいろな野鳥の写真を撮れていたのですが、今年のサクラの季節の大阪城公園は、外国人観光客や花見客の数が半端ではなく、なかなかその姿を目にすることが出来ていません。平日でも市民の森の野鳥の水飲み場の隣にはブルーシートを敷いた花見客グループが3組、これでは野鳥も寄り付きません。

春休みが終わると花見客は減りますが、最近の外国人観光客の増え方は異常と思えるくらいです。これも1ドル151円台(4月初め)という円安のせいでしょうか。リタイア組の私としては海外旅行に行きたいし、ワインやコーヒーを安く買いたいので、早めに120円前後まで戻して欲しいところです。