リタイアしてから結構ハマっている大相撲ですが、キラキラはテレビでしか見たことがありませんでした。定年退職後の2020年3月は、新型コロナの初期で株価が暴落するコロナショックの時期、大相撲春場所は無観客での大阪開催でした。2021年春は東京に振替だったので、今回3年ぶりに観客を入れての大阪開催となりました。
初日の前日にそうだ、一度大相撲を観に行こうと思い立ち、ネットで検索すると、チケット大相撲なるホームページから購入可能で、たまり席、マス席は15日間全て完売、椅子席のSS席は土日祝日以外は空きがありましたので、2列目が取れる3月17日のチケットを購入しました。JRや航空機のように空いてる席から自分が好きな座席を指定できるとよいのですが、そこは残念です。チケットはセブンイレブンでスマホの画面の引換証のバーコードをスキャンしてもらって発券、受け取りました。
会場のエディオンアリーナ大阪府立体育館は、自宅から自転車でも電車でも約30分ですが、電車で行くことに。大阪難波駅から徒歩10分弱。
新型コロナで会場内での飲酒や食事・間食は禁止となっています。朝9時25分から序の口の取組が始まりますが、さすがにそれはしんどいので三段目が進行中の12時に入場しました。椅子席は遠いかなと想像して双眼鏡も準備していましたが肉眼(眼鏡かけてます)でハッキリ見えます。椅子席は前列との間隔が狭く移動が大変です。マス席の方がまだ移動しやすい。まだお客さんは少なくて、今のうちにと13時半に近くの老舗の蕎麦屋に出掛けて14時前に戻りました。
勝ち名乗りを受ける獅司(ウクライナ出身)
まもなく幕下の最後の方でウクライナ出身力士の獅司が登場しましたので、盛大な拍手をして応援しました。会場のお客さんも暖かい拍手を送ってます。勝って3戦全勝、嬉しい活躍てす。このまま全勝して幕下優勝して欲しいな。
14時15分から十両土俵入り、15時40分の中入、幕内・横綱土俵入り前にトイレ休憩です。1、2列目は満席で隣とは肩触れそうなくらいです。結構密ですが、全員マスクで声を出さないので大丈夫ということでしょうか。不思議なことに後ろの 3、4列目には誰も座ってませんので、3列目に移動したかったです。
照強の派手な塩まきをこの目で見て楽しみました。隠岐の海、宇良、阿炎の取組にモデルナが懸賞を出していて驚きました。TVで観るのと違って上から全体を見おろす感じなので対戦中の両者の足の動きも含め全体が良く見えてとても面白かったです。終わって戻ってくる力士の表情がはっきり見えて、無表情あれば悔しさを満面に出したり、首を捻ったりとこちらも楽しめました。
カド番大関の正代がやっと勝利を上げた時には、会場の盛大な拍手が「よかったね」というお客さんの暖かく優しい気持ちが伝わるような感じがしました。同じく地元出身の貴景勝も勝ちましたが、4連勝の大関御嶽海が霧馬山に敗れ土がつき、横綱照ノ富士も玉鷲にアッサリ負けてしまう波乱の5日目でした。弓取り式の後の抽選会のときに白鵬を見かけました。相撲は短い時間で勝敗が決まるので分かり易くて楽しいです。1日満喫できました。いつか両国で見てみたいです。
出口には歴代横綱の名前が輝いてました。
左端に 73代 照ノ富士 春雄 とあります。