先日2月24日水曜日の午前11時前に大阪中之島美術館のオープン記念特別展に入場しました。チケット(大人1500円)は1時間ごとの時間指定になっていて11時枠の入場待ち客は50人位に見えました。よしよしと中に入ると作品の前に行列が、かなり密です。最初の展示室に今回の目玉の1つ佐伯祐三の郵便配達夫が展示されていて、この作品がフラッシュなしの撮影が可能となっていたからです。キラキラも順番が来たときにスマホで撮影させていただきました。
面白かったのが1930年前後の大阪中之島を描いた作品です(撮影不可)。今のなにわ橋・バラ園・天神橋あたりと両岸でしょうか、絵のなかに多分中央公会堂だなと思うものが描かれています。キラキラの卒業式は中之島でした。サイクリングでいつも走っている場所が昔こんな景色だったんだと感慨深いものがありました。建物は変わってますが料亭の花外楼は北浜に残っていて、また古い建築物も少し残ってますね。大阪出身の画家、写真家の作品や大阪を題材にした作品が数多く展示されていました。書や仏画、日本画と盛りだくさんで、ローランサンやマグリットなどをはじめ欧米の画家の作品も展示されていました。
4階から5階へと展示は続きます。じっくり見て回ったわけでもないのに既に1時間超、最後の方の家具コーナーでは少し疲れて展示品に座りたくなりました。展示作品、多すぎですね。
やっと5階の展示室から退出です。出たところの販売コーナーで自宅の壁掛け用に黒猫が描かれてるポスターを1つ購入しました。
ここにも作品がありました。
平日の午前というのにかなりの人出でした。展示室ではスタッフが「会話は控えてください」と書かれた大きなカードを両手に持って客に示していましたが、2人連れはまず喋ってます。特に年配の方に多いですね、大阪府の高齢者への自粛を促すマンボウメッセージは無視されているようです。レストランやカフェは4月オープン予定、鑑賞後の感想など喋るでしょうから新型コロナの流行期での利用は感染リスクが心配です。美術館の駐輪場に停めていた自転車に乗って中之島を後にしました。
