定年後その日暮らし

60歳で定年退職、2023年10月より特別支給の老齢厚生年金受給中のキラキラです。地方移住も考えましたが、現在は大阪市内で賃貸住まい。退職後は、夏は北海道、冬は南国タイで過ごす計画でしたが新型コロナで北海道だけに…リタイア後の1人暮らしの日常を週一のペースを目標に記していきます。            

京都(長岡京市)の紅葉を見に行く

9・10月は北海道の大雪山系の紅葉、11月は大阪、奈良に加えて、京都にも行くことにしました。但し京都と言っても出かけたのは、大阪との県境に近い長岡京市です。桓武天皇(忠盛や清盛など平家の祖)が平城京からワンポイントで長岡京に遷都、その後平安京へ都が移される間の10年間の都だった長岡京に因んだ名前の市です。平城京の水の問題を解決出来る、また水運に都合良い場所として桂川宇治川、木津川が合流して淀川になる場所の近くを選んだとのこと。だだ都の中心であっただろう長岡宮(ながおかぐう)の遺構は隣の向日市にあります。

自転車で行くと40km強、淀川サイクリングロードを山崎まで行って紅葉の参道で知られる光明寺のある西山を目指すルートですが、11月28日は日曜日で通勤ラッシュがないので電車にしました。大阪から阪急電車の特急で30分、長岡天神駅で降り、バスは本数少ないのでタクシーで光明寺へ行きました。光明寺源頼朝の時代の1198年の開山、阿弥陀仏信仰の念仏を唱えた法然上人が荼毘にふされた地でもあります。
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紅葉の季節だけの特別入山券1000円を支払い総門から表参道の階段を上がって御影堂を目指します。紅葉参道は表ではなく、裏、帰り道の一方通行になってましたので、行きはモミジの樹はパラパラでした。御影堂に上り、親族知人の健康や私自身の幸運をお願いしてから、寺院所蔵の絵画等鑑賞し、渡り廊下から見える紅葉を見ていたら野鳥のエナガの群れがやって来て暫くして竹林へ飛び去って行きました。釈迦堂で枯山水の中庭(信楽庭:しんぎょうてい)を見て、書院を通り玄関から出て、もみじ参道へ。
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やはり皆さん、ここで写真を撮られてますのでキラキラも参戦しました。大きな寺院ではありませんので1時間強で終了。
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来るときにタクシーの窓から見えた長岡天満宮まで歩いて戻ります。田んぼが多いのどかな道を20分少々で天満宮へ到着、そのうちが1本のモミジがまさに真赤でした。菅原道真公には今更私の学業成就をお祈りするには手遅れなので認知証を防止してほしいです。歩いて長岡天神駅へ、まだ正午前でしたが激混みだろう京都市内へは向かわず、家路につきました。